黒刀【三】の[三]
芽と光宛は同時に跳躍して巨大な骨に飛び掛かる。
「咲流闘術竜爪!!」
芽は両手を振り上げると、巨大な骨の左腕を爪の斬撃で斬り落とす。
『ぎゃあああっ!!くっ小娘ごときがっ!!』
巨大な骨は、左腕を斬り落とされ、骨の色を赤くさせ激昂するが……。
「閃流双剣術……双竜一閃!!」
光宛も両手の双剣を振り下ろし、双竜の斬撃を飛ばすと、咆哮を上げた双竜が巨大な骨の右腕を喰らって斬り落とした。
……どうして……こいつらは俺を……。
右腕を斬り落とされた事で、右手の力がなくなり、落下していく骨から跳躍して地面に着地した烈鋼は目を見開く。
『ぎゃああああっ!!なっなんなんだ!?貴様らはっ!?』
両腕を斬り落とされ、叫びながら巨大な骨は立ち上がった。
「……ふっ、ただの下女コンビですが何か?」
地面に着地した芽は、誇らしそうにドヤ顔をする。
『嘘を付け!!こんな強さの下女なんか居ないわ!!』
巨大な骨が真っ赤にさせて叫ぶ。
「……貴様に名乗る筋合いはない」
光宛は冷たく言い切った。
『……まぁ、いいわ。なら……このまま潰してあげる!!』
巨大な骨は笑うと、二人を踏み潰そうと右足を振り上げた。
「光宛」
「御意」
芽に命じられ、光宛は前に出ると跳躍する。




