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亡国の皇女と若き帝  作者: 玉白美琴
黒刀の章
16/63

黒刀【三】の[一]   

桜が導くように、烈鋼は足を早く前へ進める。


……桜がまるで道標みたいだ……。


走りながら桜を追い掛け、烈鋼は思う。


「……姫様駄目です……」


それでも、光宛は芽を思うので引き下がれない。


「この分からず屋!!」


「何度でも言ってください!!全ては姫様の為なのです!!」


しまいには、芽も光宛も言い合いになってしまった。


その時、茂みから黒髪の男が出てくる。


「……えっ……?」


「……っ……」


桜が狂い咲く木の下で、芽と男は出会った。


「……っ!!」


慌て光宛は芽を背中に隠すが……。


「紫色の髪……確か神世の国の皇族……それも姫巫女の証だ。……お前、まさか……皇族か!?」


勘が良いのか、男は芽の正体を言い当てる。


「そう言うあんたこそ、黒髪は皇族直系の証……あんたさては帝ね!?」


光宛の背中から顔を出した芽も叫ぶ。


……まさか帝と対面する事になるなんて……


光宛は本気で頭を抱えたくなるが……。


「あんた、まさか命を狙われているわね!?だからあちこちで妖気を感じるのよ!!」


直球で芽は、烈鋼に言いはなった。

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