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「ありがとうございます」
ワンピースをきた少女に近づくとそんなことを言ってくる。魔物が溢れる世界になり少女が危険になっていたところを助けたため親切な人物だと思ったのだろう。
「それとすみませんが魔法少女としての!」
話しかけてきていた少女を右腕の鎌で切ったことで少女は倒れる。これでこの少女の魔法少女としての人生は終わったことだろう。力の一部を封印する鎌で切ったのだから。
やることをやった俺はこの場から立ち去るために動き出すと足に違和感を感じ足元を見ると先ほどの少女がつかんでおり俺は足から手を離させると立ち去った。
だがこの時の俺はこの少女から追いかけられる日々を過ごすことになること知らなかった。