再発送するまで時間をくれや(事例編)
そもそも、”置き配”ということ自体。ポストに入らないお荷物であるというのが条件にして欲しい。小さすぎると、こっちも色々と困る。
「そうですか、お荷物が届いてないと……」
ポストに入れましたよ、同居しているご家族の誰かが受け取ってませんか?
いいえ、受け取ってません
「しばし、お時間を頂いていいですか?周辺に誤配という可能性もありますし、ご家族の方にももう一度確認してください。……こちらもそーいう調査をしないと、”再発送の理由付け”ができませんから」
なんでもかんでも、自分のところに届いてないのは、配達員のせい!……それは30%ぐらいにしといて欲しい。とはいえ、今回は本腰を入れるくらいだ。追跡のある荷物が届いていないという申告ならば、配達をした担当者が事情を知っている事もある。
今回は、実配達員だ。誤配なんてまったくしない理想的な配達員の彼でも、こーいう”不着申告”を受ける事がある。どんな配達員でも体験するのである。
「”限定物”の商品の不着申告は困るんですよねぇ」
”置き配”を軽々しく言って欲しくねぇのは、受取人より差出人の方が思っていたりします。大切な商品をそーやって扱うのは、百歩譲って、許せるのですが。
それによるトラブルをこっちにぶん投げてくると、話しがちゃうやろって事だ。お前等という奴等はいつもそうだ。理想ばかりをほざいて、肝心な時は人のせい。そんなのばっかり。
「周辺の調査の方をしたんですが、お荷物が誤配されてたりする事はなく、配達した私も誤配はなかったと言い切れるんですけど」
『そうですかぁ、見つからないんですか……』
「荷物の”再発送”ってどうなんですか?」
『…………』
ここで問題である。
荷物が届かなかったり、トラブルが発生した時。荷物の”再発送”ができるかどうかは、差出人の次第であり、その補償についても基本は差出人が裁量します。
『こっちとしては、この”お客様”にはしたくないんですけど……。お時間もらっていいですかぁ?』
”再発送”が可能な場合のケース。
”再発送”がすぐにできる荷物と、すぐにはできない荷物があります。
すぐに”できない荷物”の場合には、どのような理由があるでしょうか。