主人公との出会い
「はーー」
俺は大きなため息をついた。1人の男子高校生の周りに様々な個性がある女子が集まっている。学校一の美人、スポーツ系褐色女子、眼鏡をかけた勉強ができる清楚系美人、、、、、でその囲まれている男子は俺の友人である高橋佑樹だ。
俺はいつも通り、とことこ友人である佑樹の元まで歩き、その女子たちの間に入ろうとするが、睨まれて速攻自分の席に帰ってきたばかりだ。悲しい、悲しすぎる。
そんな俺は、高校2年の五十嵐辰巳だ。特徴といえば、小さい頃から怖いと言われ続けたこの顔くらいだ。高校に入ってからも、この顔のせいで友達ができずにいた。そんな中で話しかけてくれたのが今の友人である佑樹だった。
で、そのあと俺は気づいてしまったのだ。
この佑樹という男はモテる!!ことに。
顔は対してイケメンではなく、どちらかといえばモテる顔というよりも優しさが全面に出ている顔であったが、直感でモテると感じてしまった。
そしてモテると確信を持った出来事があった。
まあ、だいたい予想できるが入学早々あいつの席の周りには、女子、女子、女子、そして女子しかいなかった。しかも全員美人!!なんだそれ!おれ友達、佑樹しかいないのに。
ということがあり、一年経ってしまったわけですが。
いまだに佑樹の周りには女子がいますと。しかも増えてるし、教室のドアから少しだけ興味ありげに見ている女子もいる。
やっぱりこの一年も見て思った。
こいつはこの世界の主人公だと。そして俺は友人キャラであることに。主人公のそばにいつもいて、主人公を好きな女子を少しサポートして、さりげなく主人公とエロい話をすると。
である出来事が起こるのはこの5日後であった。