ゲーム転生モノに「そこはゲームによく似た現実なのにいつまでゲーム展開に気を取られてるんだw」とか言う君へ
お前はFFⅥのレオ将軍に転生したら多少ゲームと違ってもケフカと皇帝から絶対目を離せないだろボケ。
これが小説世界への転生だった場合は、
お前はハリポタの世界に転生したら話変わってきても絶対スネイプ生存ルート模索するだろボケ。
となる、つまりそういうこと(ネタバレ完了)
メタな話そもそもゲーム転生とかは原作との対比が要素としてあるから、原作の展開気にするのはある程度仕方なくね?
原作に対して主人公(あるいは大いなる意思)の介入があることで、どのような変化が起こりどのように向き合っていくのか、みたいな部分が見どころみたいな部分あるじゃん。
それに原作の展開無視するんだったらそれもうゲームとか小説の世界に転生させる必要ないよね。
キャラ目線からで言うと、よくある「シナリオによっては死ぬキャラに転生」とかなら自分が死なないためにも原作情報が必要になってくるでしょ。
悪役令嬢モノみたいに「イジメ辞めたら助かったけど溺愛されて困るわw」(偏見)ならまだしも、戦争モノの前線で戦うキャラだった場合は一つ問題解決したところで戦争自体がなくならない限り死が付いて回るから、どうしても主要キャラの動向やストーリーの変化点とかには気が向くだろうし。
そういうわけで、ゲーム転生に対して「ゲームじゃねえんだぞw」はナンセンスなんです。
どれくらいナンセンスであるかというのを分かりやすく例えると、ウルトラ怪獣に対して「何で日本にばかり来るんだよw」っていうくらいナンセンスなんです(例えられてない)
まあ恋愛ADVのサブキャラに転生してさらっとヒロイン攻略しておきながら「ヒロインは主人公が好きなはずだから俺が二人のキューピッドになってやる!」みたいなこと一生やってるつまんない小説にはどんどんそういう感想書いていいと思うけどね。
だってヒロインと主人公の関係がどうであろうが自分に関係ねえもんな、必要性必然性がないのにゲームに引きずられてたらついていけませんよ。
その二人がくっつかないと世界が滅亡するならまだしもねえ。
余談だが「二人がくっつかないと世界が滅亡する!」みたいな小説が無くもないがややこしすぎないか?
さらにどうでもいいが「キューピッドになってやる!が実は上位存在の洗脳だったので俺は抗う!」くらいのものがありそうなのが界隈の怖いところだよな。
最近は「原作を全く知らないがゲーム世界に転生してた」みたいなのもあるらしいがそれただのゲームっぽいシステムのある世界に転生してるだけだからね、俺が執筆するなら途中で投げる確信がある。
さて、以上の事をまとめると、
物語の都合(と作者の趣味)があるんです、わかってやってください(クレームつけるなとは言ってない)
ということになります、以上です。
~ここまで妄想
気が付いている方はいらっしゃると思いますが、白状すると私はゲーム転生とかよく知らないので適当に書きました、それ系の代表作すら思い浮かびません。
妄想にお付き合いいただきありがとうございました!!!
関係ないけど転生モノでありがちな「前世の記憶ある僕でも受け入れてくれるんだ(泣)」とか「ここはゲームじゃなく紛れもない現実と愛しい人たちが教えてくれる……」な感じの見ると少し引いてしまうんだけど分かってくれる人いる?
しかし"現実だよ君"ってタイムスリップモノにも同じスタンスで臨んでるのかな?
「サラエボ事件を防いだのにいつまで第一次世界大戦の心配してんだよw」的な