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北里本領発揮する

近未来2030を走る⑦


 北里はお客に「急いで!」と言われても決して信号無視やスピード違反はしない。今まで培った「走り」のテクニックを駆使するだけだ。

 しかもお客に「ジー」を感じさせないのがプロ、という信念を持って走っている。急発進、急ハンドル、急ブレーキはプロドライバーにとって最悪の有ってはならない非常事態だが、危うく危険を避けなければならないことも確かにある。この運転技術は身に着いたもので、車体感覚も含め超絶的と言える。

 サーキットのエントランスには西岡が予約してくれたあの懐かしい愛車マーク2が待っていた。

 「じゃ、お先に!!」

 そう言うと西岡はジャガーで走り出そうとしたその時、激しい揺れが辺りを襲った。「これ、大きいぞ!」西岡は走り出すのをやめ車から降りた。

 フロントのロビーにあるテレビから緊急放送が流れていた。「直下型地震で震度5強の地震が起きました!」テレビ局のアナウンサーの後ろにある照明が大きく揺れている。


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