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ネイチュの詩(詩)・その1  作者: ネイチュ
97/101

97.「裏切り(奇跡)」、「プロマイド」

「裏切り(奇跡)」


 貴女の美しさは見た目だとして

 取り合う男たちが許せなかった

 彼らに従うふりをして

 助けると約束した私を貴女は愛した


 肌身離さずつけていた

 ネックレスをかけられて

 離れていても貴女を思った

 裏切り者の汚名を恐れずにいた


 貴女の自由が守られるのなら

 この命が果てても惜しくはない

 また会おう

 愛したひと


 ーーー


「プロマイド」


「予算通り執行する」といかめしく書いた付箋をあの方のブロマイドの顔の横に科白として貼った。

 だが、付箋は何度も同じブロマイドに貼り替えられていく。

 そして最後には付箋とため息だけが残る。

 倹約のすすめという本は書いていないもんな。


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