表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネイチュの詩(詩)・その1  作者: ネイチュ
94/101

94.「ひとりは悪いことじゃない」、「泣く」、「闇」

「ひとりは悪いことじゃない」


 仲間がいたらいいけど

 ひとりは悪いことじゃない


 ーーー


「泣く」


 肩を震わせ、

 小さく鼻をすすりながら

 指の内側で何度も目元を拭った。

 懸命に笑顔を見せようとする。

 だが瞬くたびにまつげが濡れ

 頬を清らかな雫が伝った。


 ーーー


「闇」


 知りたいことはもう分かったんだろう?

 後悔するっておれは止めたけど

 ここにウンザリしたからといって

 お前の気持ちを利用したんじゃない


 きれいな生き方ができる者なんて

 この世にはいないから安心していい


 長い旅になるけれど

 お前のことを見放したりしない


 底なしの闇に落ちても

 お前は無実だってそれだけのことさ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ