表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネイチュの詩(詩)・その1  作者: ネイチュ
90/101

90.「思い」、「その日まで」、「細胞」

「思い」


 ありえない話だと笑われたら

 深く傷つくので

 貴女への思いを

 ひとり胸の奥に

 しまいこんできました


 また会えることを

 願って生きている僕は

 愚かですか?

 浅はかですか?

 まだ諦めきれません


 きっと貴女にとって

 僕は過ぎた風景

 振り返ることは

 二度とないでしょう


 それでも全力で走って

 心のドアを叩いて

 今度こそ

 本当のことを言います


 ーーー


「その日まで」


 あなたは何をしたのか分かっていないから

 安堵したで私を抱くけれど

 立っているのがやっとになった意味さえ

 履き違えている

 私の人生を奪っておきながら

 したり顔をするのは何故?


 彼に秘密があったとしても

 暴いてなんて頼んだことはない

 それさえ絆に変えていたと思いもしないで


 あなたの望みどおり

 この先、側を離れることはないでしょう

 その背を見つめ続ける

 誰かがあなたを裏切る日まで


 ーーー


「細胞」


 人は悲しかったことを

 細胞レベルで記憶しているから

 何かの拍子に思い出して

 連鎖してすごく悲しくなるけれど

 忘れなくちゃと思うから

 余計に辛くなる気がする

 そういう過去もあったなあ

 ぐらいになれたらいいね


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ