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ネイチュの詩(詩)・その1  作者: ネイチュ
83/101

83.「徘徊」、「警告」、「恋心」、「人生」

「徘徊」


 歩かずに彷徨うことを覚えた

 涙を流さずに泣くことを覚えた

 誰かが私を愛しているのだろうか

 迷宮は続く


 ーーー


「警告」


 この先どうなるかはお前次第だと言われ

 少し震えた

 あなたほど難解な人はいない

 甘い恋にはならないと

 本能は警告するのに

 なぜキスをしてしまうのだろう


 ーーー


「恋心」


 芽生えたからと言って

 必ず育つものではないが、

 至上の喜びの種


 ーーー


「人生」


 走馬灯のために

 生きているんじゃない

 過去を人生の潤滑油にして

 今を生きていくのさ




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