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ネイチュの詩(詩)・その1  作者: ネイチュ
74/101

74.「モカ」、「イヤホン」、「楽しむのさ」

「モカ」


 コーヒーの香りで部屋を満たして

 宇宙を撮した写真集を眺めていた

 気づいたの

 星の名前はひとつじゃない

 だから 

 好きな星に好きな名前を

 つけてみる


 そんなひとり遊びをしている

 幸せな夜更け


 月をモカと呼べば

 飼い猫が目を覚ます


 ーーー


「イヤホン」


 彼の伝える音楽は

 心を落ち着かせる

 耳障りな言葉を防いで

 騒音を遮断する


 けれどあなたは

 私にとって唯一の人

 だから二股の彼も

 左に一本筋を通すだけ

 右側にいるあなたのために


 ーーー


「楽しむのさ」


 自己表現が下手で

 自分のことをなかなか

 上手に話せないから歌にしたんだ


 駅前でギターを抱えて

 精一杯のパフォーマンスを見せる

 足を止めてくれる人も

 現れたんだ


 楽しむのさ

 楽しむのさ


 今が一番大切だと

 誰かに伝えられたら

 生きていてよかったと思えるんだ


 楽しむのさ

 楽しむのさ


 苦手なこともあるけれど

 それさえも友達にして

 歌にできたら最高なんだ


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