表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネイチュの詩(詩)・その1  作者: ネイチュ
5/101

5.「恋してる!」



「ちょっと太ったんじゃない?」


 それが最初の言葉

 三年ぶりに会った十五の夏


 あなたは四つ年上で町一番の秀才

 都会から休暇で戻っただけ


 仲間の冗談に肩を揺すって笑う顔が

 ちっとも変わっていなくて

 ずっとそばにいた気がしているけれど


 誰か可愛い子を見つけていて

 連れてくるよと言われたら

 湖に潜って泣くつもり


 なんて

 勝手にふてくされて

 後ずさろうとするけれど


 腕をつかまれたの

 やっぱり好き



 恋が実るのは難しいから


 妹扱いでも

 そばにいられたらいいな


 こころに留めておいて


 嘘よ


 恋人なんだと言って

 誰より大切なんだって

 世界中に叫んでみてよ


 この手を

 ずっと離さないでいて

 きらめく季節を過ごして

 愛だけを強く感じたい


 いつか

 白いドレスをまとって

 うっとり見つめられて

 優しいくちづけをかわすの



 ーーーーー

(サジンに恋する少女。きれいな女の人とサジンを取りあい三角関係になりそう。恋する幼馴染でも結ばれるわけじゃないのが私の話なので、可能性は五分五分ですね)。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ