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ネイチュの詩(詩)・その1  作者: ネイチュ
41/101

41.「権利」、「きみはきみ」

「権利」


 愛はこの世界に住むすべての生き物に

 魂のように備わっているものだ


 この世界は愛でできている

 この世界は愛に満ちている


 ならば 愛情深い恋人に

 別の愛する男がいてもおかしくはない


 そうおのれを納得させようとする


 何にも気づかぬふりをして

 気が狂うような激しい嫉妬さえも

 プライドで封じ込めて


 もし「彼のところへいってもいい」と告げたなら

 きみは私に捨てられたと感じて滂沱の涙を流す

 きみは私を愛している


 ああ きみのすべてを受け入れたい

 きみを苦しめるすべてのものからきみを守りたい


 醜いエゴと清らかな愛のはざまで 

 今日も愛情深いきみを抱く


 ーーー


「きみはきみ」


 きみは感じやすいから

 誰もがきみを嫌っていると信じている


 大丈夫だよ

 きみが思うほど

 きみのことばかり考えていないんだ


 誰もがみんな自分のことで精一杯だから

 きみも肩の力を抜いてごらん


 大丈夫だよ

 自分らしさが

 見つからないときでも焦らなくていいんだ


 好きな音楽を聞いたり

 好きな本を読んだり

 好きな人がいたり


 好きだと思う気持ち

 それがきみなんだよ



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