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2.「湖畔の道」
レンゲの花をにぎったきみが
おぼつかない足取りで
先をゆく湖畔の道
もう私を置きざりにするの
もう向かい風を恐れずにいるの
草花で編んだ冠をかぶる英雄
のたりのたりと片思いさせて
眼差しを遠い夏の海に向ける
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(エピローグより。幼子とその母親)
✻ ✻ ✻
こちらのジャンルは「詩」ですが、
200字書かないと、UPできないのですね。
文字数が200字に足りない!
まだ、足りない!
「詩」は短いので工夫が要りますね(汗)。