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ネイチュの詩(詩)・その1  作者: ネイチュ
18/101

18.「夜間飛行」

 月明かりがつま先を照らす

 今夜もまた砂漠をさまよう

 ひとりきりにはもう慣れたけれど

 金色のふたつの眼を招く


 夜間飛行の飛行機が

 先を急いで飛ぶけれど

 ゆくあてのない私は

 まどうばかり



 足跡を消す砂粒たち

 誰も知らない私の名前

 後悔は影を闇へと変えて

 時計の針を逆さまに回す


 夜間飛行の飛行機が

 先を急いで飛ぶけれど

 ゆくあてのない私は

 まどうばかり


 ゆくあてのない私は

 まどうばかり


 ーーー


(孤独を感じるできごとがあり、ちょうど夜間飛行の飛行機の飛ぶ音がしたので書きました)

オリジナルです。

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