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13.「舞踏会・イン・ネイチュ」
ダンスは苦手だなんて
気にしないで
ぎこちなくてもいい
ネイチュが待ちかねていた
異世界からきたお姫さま
舞踏会の主役は金の指輪をはめて
可憐に微笑む
そのくちびる
今すぐキスをしたい
抱きしめて離さない
高鳴る胸の鼓動を感じて
石畳の町も砂漠の丘さえも
青い海も湖もふたりが踊る舞台
魔法陣はターンテーブル
紫色の光を放つ
闇に沈んでいた過去
出口は見えなかったけれど
何かが起こるときめきを感じていた
さあ世界はふたりのもの
愛で満たしていくんだ
止まらないステップ
ダンス・イン・ネイチュ
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(優理の話の続編が書きたいです。フルーツバスケットして、いろんな組み合わせで、変わったことをさせたいですね)。




