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オヤジと俺とネコ10匹  作者: 小石川弥生
7/9

愛情

アキラに言われた 愛情が 足りないって言葉が

耳に残る......まったく なんだよ......


その夜 オヤジに話してみた

「なぁオヤジ......俺って 愛情不足か?」

オヤジは きょとんとした顔で

「どうしたんですか?急に......なんか ありましたか?」

「いや!あったわけじゃない......けど...アキラが ネコの名前 つけてないのは 愛情が足りてないって......だから なつかないんじゃないのって......言うからさ......」

オヤジも納得した顔で

「あぁー!そうですね!バタバタしてて 名前決めて なかったね......ハハハ...」

「でもよ......あんな 沢山いて 名前つけれる?」

「う〜ん...つけれますよ!名前が あった方が

愛着も沸くしね......愛情不足だとは 思いませんが ほら!動物園でも あんなに いっぱい 動物がいるのに 名前があるんですよ!飼育係が ちゃんと 名前で呼んで あげて お世話をして......信頼関係が 生まれるんじゃ ないかな。マー君も

名前あるでしょ 愛情は 貰うだけじゃ ダメなんです。ちゃんと 与えて あげる事も とても大事だと

思いますよ。」

ちぇ......さすが......オヤジだな...

しょうがねぇ......考えるか......

「たまには マー君も 貰うばかりでなく 与えてあげてみると 分かりますよ」

オヤジは なんだか 嬉しそうに ニコニコしてた。

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