第一章 拾って来たネコ
それは 突然やってきた。
お袋が死んで オヤジと俺で 一軒家に二人で暮らしてた......ある日の事
オヤジ(38歳)俺(18歳高卒)
オヤジが仕事帰りに
ネコ2匹拾ってきて俺に
「なんか捨てられてたみたいだから連れて来ちゃった」
子どもみたいな顔で俺に伺いをたて飼いたいモード全快だった。
「どうすんの?それ!俺ネコ嫌いじゃないけど 好きでもないよ......」
モゾモゾしながら
「マー君 飼っていい......」
オイオイ......なんだ そのお願い顔は......
「俺は 面倒見ないよ!オヤジが見るなら......いんじゃない」
そう言うしかないでしょ......そんな顔されたら
......まったく......本当この人38歳だけど精神年齢 俺以下だからなぁ......ハァ〜
「なぁー喜んでるとこ 悪いけど......この2匹
腹でかくねぇ?」
オヤジ マジマジ見て
「......まさか......ないない!」
知ーらねぇ!
二週間後
オヤジが慌てて二階から降りてきた。
「まっマー君......たいへん......大変だよ!」
一匹のネコが4匹 子猫を産んだ......さらに
一週間後
オヤジがまた 慌てて二階から降りてきた。
「まっ......マー君......どうしよう......」
もう一匹が また4匹 子猫を産んだ......
「えっ〜‼」