彼女の声
ぜひ読んでください!
校庭に響く1つの音色。
風に吹かれてなる緑の葉っぱとともに音楽室から聞こえる声。
彼女の声は学校1の声。
光のように輝き、風のように透き通る。
金曜日の放課後彼女の声は風と一緒に歌いだす。
僕は彼女の声が好きだ。ひきこもりがちの僕は彼女の声に励まされる。
木曜日の放課後、僕は音楽室に行きいつも彼女が歌っている曲をピアノで弾いてみた。
ピアノは小さい頃から習っていた。
でもそんなに上手くはない。
曲を弾きおえると後ろから拍手が聞こえてきた。
後ろを向くとドアのところに彼女がいた。
彼女は僕が弾いていたのを聞いていたみたいで
「上手ね。」
と言ってくれた。
彼女の名前は「春野 香絵」と言うらしい。
突然香絵さんは今度のコンクールで僕にピアノを弾いてほしいと言ってきた。
僕は自分のピアノを上手いと思ったことがないから冗談かと思った。
香絵さんは
「どう?」
と言ってきた。
僕はすかさず
「冗談ですよね。」
と言い残し音楽室を出て行った。
だって僕のピアノなんか彼女の声なんかに合うわけない。
〜〜2週間後〜〜
彼女にコンクールのピアノを頼まれてから2週間がたった。
僕は2週間の間考えた。
僕が断ったら彼女はどんな顔をするだろうか?
僕が引き受けたらなんて言うだろう?
またそう考えているうちに音楽室の前にいた。
・・・・彼女の歌声が聞こえる。
僕は彼女の声を聞いて決めた。
こんな僕で良ければ。こんな僕が誰かを喜ばせられるのなら、僕の好きな香絵さんの声と合わせてピアノを弾いてみよう。
ドアを開けるとそこには香絵さんがいた。
「香絵さん。僕決めました。僕でよければピアノを弾きます。香絵さんの声のように僕も誰かを喜ばせたいから。」
僕は、今出来る事、今言えることを言った。
そうすると香絵さんは笑顔で
「ありがとう。」
といってくれた。
校庭に響く2つの音色。それは、香絵さんの声と僕のピアノ。
読んでくださってありがとうございました。
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