表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/40

隠れ里と恐怖と晩御飯  ~今晩は、ロールです。~

お願いします。表現っていろいろ難しいですね。


町を目指して1時間くらい歩いている。


「こんなに遠かったか?」


なぜか一度も敵に会っていない。ずっとまわりに霧が出ていてわからないが、ファノに案内してもらっている。


「もう少しで着く」


もう少しらしいので、歩きますか。



10分くらい歩いていると、人らしき魔力を微かに感じた。


「ん? 人か? しかし、朝じゃないのに霧が晴れないな」



5分後、町に着いた。正しくは町の正面に着いた。


「だれだ!」


なんか、門番がいた。っていうか、知らない町についた。どこだろここ?


「ファノ。ここどこ?」


「人がいるところ」


確かに人がいるところは知っているといってたな。


「なんの用だ!」


門番を無視するのもあれなので、


「申し訳ないです。この町は、なんと言うのでしょうか? 私は道に迷ってしまって、こちらに人がいるとのことで来たのですが」


「迷子か。いや、しかし、おかしい」


こちらを不審に思っているようだ。


「なぜこのような場所に、貴様のような幼子が1人で来れた。どの町からでも幼子が1人で来れるほど、この森は甘くないぞ」


なるほど、確かに1人で来たのはおかしかったか? でもファノもいるし、って、いない! どこ行った!?


ファノを探してキョロキョロしていると、



「貴様! やはり、魔物の類か!」


「え? いや、違いm「待ちなさい」 ?」


突然、声が響いた。若い女性の声のようだ。声のした方向を向くと、20代中盤くらいの美女が立っていた。


「ご主人様。話しの分かりそうな人、連れてきた」


「え? あ!? そうなの? ありがとう」


「どういたしまして」


ファノがつれてきてくれた人のようだ。若い女性だ。偉い人なのかな?


「はじめまして。聖霊の契約者よ。私はハイ・エルフのアリアと申します。このノエアイナの長をしております」


にこ。っと、笑顔で挨拶をしてくれた。


「はじめまして。ニズと申します」


こちらも笑顔で挨拶に応じた。ハイ・エルフであることはスルーの方向で。そういや、ハイ・エルフといえば調木ができるんだっけ。しかし、秘匿されてるらしいから聞いてもしょうがないか。一応、機会があったら聞いてみよう。


「この町には、容易に入れないように結界が張ってあったのですが、貴女には意味をなさなかったようですね」


結界? そんなものを通った記憶はないのだが。エルフの結界って事は、迷って入れないとか、間違った道を通るとどこかに転移とばされるものかな?


「アリア様! このものは危険です。幼子の姿をしていますが、結界を破ってきたのですよ。今すぐ排除した方がy 「いいえ。その必要はありません。彼女が招いたのでしょう。その証拠に結界に欠けも綻びも感じません」 どういうことですか?」


門番は警戒しているが、長は冷静だな。しかし、結界なんてものを破った記憶はないな。


「言ったでしょう? 聖霊の契約者と」


「せ、聖霊の契約者!」


門番は驚いたようにこちらを見た。そして、ファノを見て硬直していた。


「え~と。どういうことでしょうか?」


「聖霊様という存在は、神霊様の代弁者にして、聖域を司るものです。この場所も聖域のひとつなのです。そして、その聖域に聖霊様が訪れた。ということです」


ふむ。理解したくなかったな。あんなに簡単に契約してよかったのか?


「そうなのですか。聖域に聖霊がいつもいるわけではないのですか?」


「ええ。加護を受けている地というだけで、実際にその場に居続ける聖霊様は稀なのです。最後にこの聖域に聖霊様が訪れたのは、もうずいぶん昔ですから」


ハイ・エルフ基準の昔がどれくらいか気になるが、聞いてもしょうがないか。


「そうなのですか。私は町に戻ろうとしてここに来てしまったのですが。………ちなみにここから町に戻るにはどう行けばよろしいですか?」


「私が魔法でお送りしましょう。これでも、里内随一の空間魔法の使い手なのですよ」


これでも、と言われても分からないが、それは嬉しいな。


「そうなのですか! ありがとうございます。宜しくお願い致します。それで、先ほどから門番さんが動かないのですが、大丈夫ですか?」


固まったまま、まったく反応がなくなったので心配になってきた。


「は! 申し訳ありませんアリア様。今、なぜか聖霊様にお会いした夢を見ておりました」


「それは夢じゃなくて真実よ」


「え!? 本当なのですか?」


「ええ。でも、そんなに騒ぐ必要はないですよ。さあ、ニズさん、どうぞ私の家にいらしてください」



町に入って歩いていく。正面には巨大な樹が在った。


「あの巨大な樹はなんの樹なのですか?」


ぼんやりと樹は光っていて気になったので、アリアさんに聞いた。


「あの樹は、この地が聖域である証、“聖樹ララリーフ”です」


「聖なる樹ですか。あのぼんやりと光っているのはなんですか?」


「あれは、“生命之根源マナ”が溢れているのです」


「マナですか。人が扱うものとは、なんと言うか感覚が違いますね」


そう。聖樹のマナと人に感じるマナでは、何かが違うのだ。


「よく分かりましたね。聖樹のものは“生命之根源マナ”ですが、人が持つものは“霊粒子マナ”または“魂粒子マナ”ですからね。………でも、貴女が持っているものはそれとは違いますね。なんでしょう? 私も知らないものです」


目を細めて俺を見て、首をかしげている。そうしたら、ファノが唐突に。


「ご主人様の力は、“根源之根元マナ”」


そう言った。なにか知っているのか?


「私たちよりも、さらに根幹の力。はじめに契約した存在の力に感化されてる」


そうファノは続けた。


ん? はじめ? 契約? ああ!


「そういうことか。わかったよ、ファノ。ありがとう」


「うん」


ファノは嬉しそうに頷いた。


「どういうことですか?」


アリアさんが不思議そうに聞いてきたので、そのまま答えた。


「私がはじめに契約した存在が、とても強い力を持つ存在なんですよ。だから、おそらくはその影響かと」


「強い力を持つ存在ですか。 ………もしや、大精霊様? それとも………」


アリアさんが何か考え込んで呟いたが、後半は聞こえなかった。


「着きました。ここが私の家です」


結構普通の家だった。小さいか大きいかでなく、周りと同じサイズの家だった。長でもあまり他と変わらないんですね。


「おじゃまします」「します」


「いらっしゃいませ」


中に入ったら、外観と合わない広さだった。


「ええ~! 外観と内観のサイズが合わない!?」


「ふふふ、やはり外の方は驚かれるのですね。私は転移魔法が得意といいましたが、正しくは空間魔法が得意なのですよ」


笑いながら、そうネタ晴らしをした。


「あ、なるほど。魔法で部屋の空間を広くしてるんですね。確かにそれなら納得できます」


「ハイ・エルフは多少優劣ありますが、この程度の空間魔法ならば皆使えますから」


そうなんだ。ハイ・エルフ凄いな。ん? 皆?


「一つお聞きしたいのですが、この町はどのような方々が住む町で?」


「え? この町ですか? この町はハイ・エルフが住まう隠れ里ですよ」


なにをいまさら。的な顔でアリアさんは言った。


「あ、そうなんですか。僕はよく入れましたね」


いや、ホントに。ハイ・エルフの結界を何事もなく通過できた僕が怖い。それに、ハイ・エルフって、なんかこう排他的なイメージなんだけど。こう、他の種族を見下してる的な。


「ええ。確かに聖霊様がご一緒とはいえ、凄いと思います」


やっぱりか。結界に隙間でもあったんだろうか? それともファノの力かな。………あ、洗濯物。ここで、ダイブアウトはできるのかな? セーフティエリアだし、マップ表示にも[聖域の町ノエアイナ]ってなってるからいけるだろう。


「結界に大きめの綻びがあったから、そこから入って来た」


ファノが唐突にそう言った。


「綻びですか! どこでしょうか!? まったく気付きませんでした。案内して頂いても宜しいでしょうか?」


アリアさんは突然の話に驚いて、ファノに詰め寄っていた。もしかして、結構一大事?


「うん。いいよ。ご主人様。ちょっと行ってくる」


「あ、うん。いってらっしゃい」


「申し訳ありません。聖霊様にこんなことを頼むなんて」


「気にしないで」


アリアさんは恐縮していた。もしかしてファノって凄い人? いや聖霊か。


「ニズさんは家で休憩していてください。結界は特別な技術も使われているので、そう簡単に見せるわけには行かないのです」


「わかりました」


そういうと、ファノとそそくさといってしまった。

特別な技術か。ただの結界魔法じゃないんだな。


「さて、ちょうど良いから、《ダイブアウト》」


現実世界に一度帰還した。



◇◇◇



目が覚めて時計をみる。


「3時半か。とっとと洗濯物をしまおう」


俺はVRPを外し、洗濯物をしまいに行った。


洗濯物をたたんでいると、お腹が空いてきた。


「お腹すいたな。何かつまむか」


たたみ終わったので、林檎を1つ食べてから、《ダイブイン》した。



◇◇◇



戻ってきました。ここに


「おかえり」


「ん? おお。ただいま。どう? 作業は終わった?」


後ろから声をかけられて振り向くと、ファノが佇んでいた。


「うん。終わった」


「そうか。アリアさんは?」


アリアさんが一緒ではないようなので、疑問に思い聞いた。


「結界の修復と、他の場所の検査に時間がかかるって」


「そうか。なら、もう失礼しようか? ここにいてもしょうがないし。置手紙でもしていこう」


アリアさん宛に、感謝の置手紙を書いて置いた。


「それじゃ、行こうか」


「うん。行こう。ここ以外の町はあっち」


そういいながら、ファノは指差した。


「今度は大丈夫だろ。よし。出発」


そう言って町の外に向かって歩き出した。



ポーン

〔契約精霊[神精霊スフィリア]がエキストラボス“神獣王スレグイル”を討伐しました〕



………そろそろ来ると思っていたよ。エキストラ? まあ、ユニークじゃないな。よし。


気にせずに歩き出した。



ポーン

〔契約竜[真竜ベルニール]がフィールドボス“紅炎猪ヴォノルス”を討伐しました〕



だから、なんで同時なんだ? まあ、そんなこともあるか。


「どうかしましたか? ご主人様」


「大丈夫。まあ、なるようになるかな。さあ、行こうか」


そう言って歩き出した。内容確認はすべて後回しの方向で行きましょう。



◇◇◇



何事もなく始まりの町についた。本当に何事もなかった。[ノエアイナ]の結界は出るときには反応しないのか、何事もなく通過したし、敵は確かに襲ってきたが、一撃で終わるので問題なかった。問題があるとすれば、


「主。その隣に寄り添ってる精霊はなにかな~?」


この状況だろうね。


「ふふふ。ねぇ。主? きいてますかぁ? 返答内容によっては私と一つになってもらいますからね。そうすれば、私だけのものに出来ますから。ふふふふ♪」


笑顔が怖い。そして、言葉の意味はよく解らないが、凄く怖い。ベルもファノも怯えて真っ青になってるし、僕もなぜか震えが止まらない。笑顔って本当に怖いものですね。ヤバイ。混乱を超えて錯乱しそうだ。


「ス、スフィ? どうかしたのか? ああ、そうだ。まだ紹介してなかったな。彼女はトレファノっていうんだ。新しい仲間だよ。ほら、ファノ。挨拶して」


必死に何とかしようと考える。


「ト、とト、トレファノと申します。宜しくお願い致します」


ファノは震える声で自己紹介をした。ファノ。言葉使いがさっきと違うんだが。まあ、気持ちは分かるが。


さて、ここからどうするべきか。いや、マジでどうする! ………あ、ああ、それしかない!


「ファノ。それでこちらが、一番最初から一緒にいて、一番頼りになって、一番大切で大事で、一番愛している契約精霊のスフィリアだよ」


一か八か掛けてみる。あざといか!?


「そんな、頼りになって、愛しているだなんて」


スフィは真っ赤になりながら言った。


「そうだな。今更なことを言って悪かったな」


「そんなことないです。主。ファノでしたね? これから、“私のことを一番愛している”主ともども宜しくね」


凄い満面の笑みを浮かべ、上機嫌に声を弾ませながら言った。その後、スフィは「主が私のことを、一番愛してるって、ふふふふ。愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、・・・・・・・・・・・・、ふふふふふふふふ」と、恍惚として蕩けた幸せそうな表情で呟きながら笑っていた。


助かったのか? 悪化した気もするが、助かったよね?


うん。よし。僕は助かった! よし!!


「ファノ。それでこっちが、契約竜のベルニールだ」


「うむ。我が名ベルニール。主殿にはベルと呼ばれている故、ベルと呼んでくれ」


「は、はい。トレファノです。こちらもファノと気軽に呼んでください」


ファノの言葉使いが、相変わらず丁寧だな。


「しかし、主殿。ナイスフォローだ。さすがにあれは我でも肝が冷えた」


僕にだけ聞こえる音量でベルは言った。


「まあな。僕もマジで怖かったからな。殺されるかと思ったよ」


「主殿もか。我もだ」


「ご主人様、私もです」


「ファノはいつもどおりの口調に戻っても平気だと思うよ」


ファノの言葉使いが未だに少しおかしかった。なんというか丁寧?


「今は戻すのが少し怖いからこのままで行きます」


はははは。と、三人で乾いた笑いをした。



◇◇◇



幸運埋没トリップから帰還したスフィは俺に質問してきた。


「主。これからどうするの?」


「一度、戻って、晩御飯の準備をするよ」


「そうなのですか?」


「うん。まあ、妹に任せてもいいが、どうせE2関係で色々やってるから、忙しいって言われるのがオチだな。食べ終わったら再度ダイブするからさ」


妹は料理がへたなんていうのは幻想だ。普通はある程度は出来る。まあ、今は自動クッカーなんてものもあるから、料理できなくてもなんとかなるが。


「それじゃね。いってきます。《ダイブアウト》」


「「「いってらっしゃい」」」



◇◇◇



目をあけてVRPを外し、体を伸ばした。


「ん~。っと、さて、晩御飯の準備でもしますか」


ベッドから降りて1階へ行った。


「今晩のご飯は何にしようかな。簡単にロールキャベツでいいか」


冷蔵庫をかけて材料をだして、コンソメスープの素を探す。鶏がらスープの素が出てきた。………あれ、使うのどっちだっけ? ど忘れした。


「ん~。ん! 両方入れよう。風味は違うがまずくはならないだろう。ついでに昆布と鰹節でだしを出そう」


そうと決まれば、材料を切ったり張ったりして材料をこねる。タネをキャベツでロールして、一個はレタスでロールしておく。煮るスープはトマトベースの鶏がら大目のコンソメ少な目な昆布と鰹節のスープでいく。鶏がらとコンソメの風味の違いが喧嘩しないことを祈りつつ作る。


………ん。結構いけるな。トマトベースの鶏がら大目コンソメ少な目な昆布と鰹節のスープ。


あとはロールをじっくりことこと煮込んで完成。


煮込んでる最中は火から離れずに、テレビを観賞。お! E2のCMやってる。次の第2次販売は8月の17日土曜で、販売本数は初回の2倍の予定。どこも予約分で完売らしいが。



ガチャ、とドアを強めに開けて入ってきた。


「ご飯はできたぁ?」「お腹が空きました」


妹がリビングに入ってきた。


「おう。今煮込んでるところだ」


「煮込む? 煮物なんですか?」


「まあ、ある意味では煮物と言っても間違いではないかな。たぶん」


まあ、煮込んでいるから、当たらずとも遠からずかな。


「なんなのですかぁ?」


「ロールキャベツ(一部除く)だよ」


カッコの部分は小声でカバーしております。


「そうなんだぁ。確かにいいにおいしてるねぇ」


「お!? もういいかな」


鍋の中をみて確認する。うん。見てもわからんな。一つ割って中を見る。火はしっかり通っているようだ。


「ハイ完成。ご飯は自分で盛ってな」


そう言いながら、ロールキャベツ(一部除く)を皿に盛っていく。切った分はもちろん自分の皿へ。


「はいよ」


「「いただきま~す(ぅ)」」


妹は声をそろえて言い、食べだした。こいつら、昼ごはん食べてないな。って、僕もか!!


「兄ぃ。なんと今日中に次の町にいけそうなんだよぉ」「そうそう。ボスも見つけたから、後は倒すだけ」


ボスってどんななんだろ? やっぱり強いんだろうな。


「そうなのか。ボスってどんな感じのやつなんだ?」


「ボスは[ジャイアントボア]っていう、でかい猪で」「それを倒せば新しい町だよぅ」


でかい猪か。そういえば、なんか猪っぽいのベルが倒していたな。確認するか。


「それでそのボスを倒せば、皆次の町にいけるようになるのか?」


倒せば次の町ってことは、そうなのだろうな。


「そうだよ。それで、ジャイアントボアは倒して新しい町に行くと、中央広場に“ゲート”があって、それを起動させればいいのさ」「まぁ、起動しなくても3時間経ったら勝手に起動するんだよねぇ。その代わり3時間は自分たちだけでいろいろ回れるのさぁ」


ふむ。ようは、新しい町に行けば、みんな次の町に行けるようになる。って、ことか。生産職にはやさしい設定だね。


「それって結構簡単じゃないのか?」


「そうでもないんだよね。2つ目の町に行くのはそれでいいんだけど、そこ以降の情報がまったくないんだよ」「そぅなんだよぉ。だから、これからが大変だよぉ」


2つ目の町までの情報はあるって事は、3つ目の町に何かあるのか? まあ、そのうち分かるか。


「ボスを見つけたってことは、茜や瑠璃のパーティもボス討伐に行くのか?」


「「うん。行くよ(ぉ)」」


「初回討伐ボーナスが気になるし。それに、ボスを見つけたのは、うちのパーティだからね」「情報流すまえにぃ、れっつごーだよぉ」


興奮気味に大き目の声で妹は言った。いや、叫んだに近いかな。


「そうか。頑張れ。それで、急がないと初回討伐ボーナスが誰かに取られないか?」


「「はっ!」」「「確かにっ(ぃ)!!」」


妹は携帯をいじったと思ったら、そこから黙々と晩御飯を食べて、部屋に戻って行った。

ちなみにパーティメンバーは学校の友達で、全員女子らしい。


「急がせてしまったかな? 初回ボーナスが欲しいなら、急がせて正解かもな」


一人で納得した。

その後、食器を洗ってお風呂に入り、歯をみがいてから自分の部屋に戻り、《ダイブイン》をした。




ちなみにエルフとハイ・エルフの耳は人と違いはありません。妖精系統で耳が尖っているのは、ピクシーやレプラコーンです。他に森人という種族も耳が尖っています。


ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ