隠れ里と恐怖と晩御飯 ~今晩は、ロールです。~
お願いします。表現っていろいろ難しいですね。
町を目指して1時間くらい歩いている。
「こんなに遠かったか?」
なぜか一度も敵に会っていない。ずっとまわりに霧が出ていてわからないが、ファノに案内してもらっている。
「もう少しで着く」
もう少しらしいので、歩きますか。
10分くらい歩いていると、人らしき魔力を微かに感じた。
「ん? 人か? しかし、朝じゃないのに霧が晴れないな」
5分後、町に着いた。正しくは町の正面に着いた。
「だれだ!」
なんか、門番がいた。っていうか、知らない町についた。どこだろここ?
「ファノ。ここどこ?」
「人がいるところ」
確かに人がいるところは知っているといってたな。
「なんの用だ!」
門番を無視するのもあれなので、
「申し訳ないです。この町は、なんと言うのでしょうか? 私は道に迷ってしまって、こちらに人がいるとのことで来たのですが」
「迷子か。いや、しかし、おかしい」
こちらを不審に思っているようだ。
「なぜこのような場所に、貴様のような幼子が1人で来れた。どの町からでも幼子が1人で来れるほど、この森は甘くないぞ」
なるほど、確かに1人で来たのはおかしかったか? でもファノもいるし、って、いない! どこ行った!?
ファノを探してキョロキョロしていると、
「貴様! やはり、魔物の類か!」
「え? いや、違いm「待ちなさい」 ?」
突然、声が響いた。若い女性の声のようだ。声のした方向を向くと、20代中盤くらいの美女が立っていた。
「ご主人様。話しの分かりそうな人、連れてきた」
「え? あ!? そうなの? ありがとう」
「どういたしまして」
ファノがつれてきてくれた人のようだ。若い女性だ。偉い人なのかな?
「はじめまして。聖霊の契約者よ。私はハイ・エルフのアリアと申します。このノエアイナの長をしております」
にこ。っと、笑顔で挨拶をしてくれた。
「はじめまして。ニズと申します」
こちらも笑顔で挨拶に応じた。ハイ・エルフであることはスルーの方向で。そういや、ハイ・エルフといえば調木ができるんだっけ。しかし、秘匿されてるらしいから聞いてもしょうがないか。一応、機会があったら聞いてみよう。
「この町には、容易に入れないように結界が張ってあったのですが、貴女には意味をなさなかったようですね」
結界? そんなものを通った記憶はないのだが。エルフの結界って事は、迷って入れないとか、間違った道を通るとどこかに転移されるものかな?
「アリア様! このものは危険です。幼子の姿をしていますが、結界を破ってきたのですよ。今すぐ排除した方がy 「いいえ。その必要はありません。彼女が招いたのでしょう。その証拠に結界に欠けも綻びも感じません」 どういうことですか?」
門番は警戒しているが、長は冷静だな。しかし、結界なんてものを破った記憶はないな。
「言ったでしょう? 聖霊の契約者と」
「せ、聖霊の契約者!」
門番は驚いたようにこちらを見た。そして、ファノを見て硬直していた。
「え~と。どういうことでしょうか?」
「聖霊様という存在は、神霊様の代弁者にして、聖域を司るものです。この場所も聖域のひとつなのです。そして、その聖域に聖霊様が訪れた。ということです」
ふむ。理解したくなかったな。あんなに簡単に契約してよかったのか?
「そうなのですか。聖域に聖霊がいつもいるわけではないのですか?」
「ええ。加護を受けている地というだけで、実際にその場に居続ける聖霊様は稀なのです。最後にこの聖域に聖霊様が訪れたのは、もうずいぶん昔ですから」
ハイ・エルフ基準の昔がどれくらいか気になるが、聞いてもしょうがないか。
「そうなのですか。私は町に戻ろうとしてここに来てしまったのですが。………ちなみにここから町に戻るにはどう行けばよろしいですか?」
「私が魔法でお送りしましょう。これでも、里内随一の空間魔法の使い手なのですよ」
これでも、と言われても分からないが、それは嬉しいな。
「そうなのですか! ありがとうございます。宜しくお願い致します。それで、先ほどから門番さんが動かないのですが、大丈夫ですか?」
固まったまま、まったく反応がなくなったので心配になってきた。
「は! 申し訳ありませんアリア様。今、なぜか聖霊様にお会いした夢を見ておりました」
「それは夢じゃなくて真実よ」
「え!? 本当なのですか?」
「ええ。でも、そんなに騒ぐ必要はないですよ。さあ、ニズさん、どうぞ私の家にいらしてください」
町に入って歩いていく。正面には巨大な樹が在った。
「あの巨大な樹はなんの樹なのですか?」
ぼんやりと樹は光っていて気になったので、アリアさんに聞いた。
「あの樹は、この地が聖域である証、“聖樹ララリーフ”です」
「聖なる樹ですか。あのぼんやりと光っているのはなんですか?」
「あれは、“生命之根源”が溢れているのです」
「マナですか。人が扱うものとは、なんと言うか感覚が違いますね」
そう。聖樹のマナと人に感じるマナでは、何かが違うのだ。
「よく分かりましたね。聖樹のものは“生命之根源”ですが、人が持つものは“霊粒子”または“魂粒子”ですからね。………でも、貴女が持っているものはそれとは違いますね。なんでしょう? 私も知らないものです」
目を細めて俺を見て、首をかしげている。そうしたら、ファノが唐突に。
「ご主人様の力は、“根源之根元”」
そう言った。なにか知っているのか?
「私たちよりも、さらに根幹の力。はじめに契約した存在の力に感化されてる」
そうファノは続けた。
ん? はじめ? 契約? ああ!
「そういうことか。わかったよ、ファノ。ありがとう」
「うん」
ファノは嬉しそうに頷いた。
「どういうことですか?」
アリアさんが不思議そうに聞いてきたので、そのまま答えた。
「私がはじめに契約した存在が、とても強い力を持つ存在なんですよ。だから、おそらくはその影響かと」
「強い力を持つ存在ですか。 ………もしや、大精霊様? それとも………」
アリアさんが何か考え込んで呟いたが、後半は聞こえなかった。
「着きました。ここが私の家です」
結構普通の家だった。小さいか大きいかでなく、周りと同じサイズの家だった。長でもあまり他と変わらないんですね。
「おじゃまします」「します」
「いらっしゃいませ」
中に入ったら、外観と合わない広さだった。
「ええ~! 外観と内観のサイズが合わない!?」
「ふふふ、やはり外の方は驚かれるのですね。私は転移魔法が得意といいましたが、正しくは空間魔法が得意なのですよ」
笑いながら、そうネタ晴らしをした。
「あ、なるほど。魔法で部屋の空間を広くしてるんですね。確かにそれなら納得できます」
「ハイ・エルフは多少優劣ありますが、この程度の空間魔法ならば皆使えますから」
そうなんだ。ハイ・エルフ凄いな。ん? 皆?
「一つお聞きしたいのですが、この町はどのような方々が住む町で?」
「え? この町ですか? この町はハイ・エルフが住まう隠れ里ですよ」
なにをいまさら。的な顔でアリアさんは言った。
「あ、そうなんですか。僕はよく入れましたね」
いや、ホントに。ハイ・エルフの結界を何事もなく通過できた僕が怖い。それに、ハイ・エルフって、なんかこう排他的なイメージなんだけど。こう、他の種族を見下してる的な。
「ええ。確かに聖霊様がご一緒とはいえ、凄いと思います」
やっぱりか。結界に隙間でもあったんだろうか? それともファノの力かな。………あ、洗濯物。ここで、ダイブアウトはできるのかな? セーフティエリアだし、マップ表示にも[聖域の町ノエアイナ]ってなってるからいけるだろう。
「結界に大きめの綻びがあったから、そこから入って来た」
ファノが唐突にそう言った。
「綻びですか! どこでしょうか!? まったく気付きませんでした。案内して頂いても宜しいでしょうか?」
アリアさんは突然の話に驚いて、ファノに詰め寄っていた。もしかして、結構一大事?
「うん。いいよ。ご主人様。ちょっと行ってくる」
「あ、うん。いってらっしゃい」
「申し訳ありません。聖霊様にこんなことを頼むなんて」
「気にしないで」
アリアさんは恐縮していた。もしかしてファノって凄い人? いや聖霊か。
「ニズさんは家で休憩していてください。結界は特別な技術も使われているので、そう簡単に見せるわけには行かないのです」
「わかりました」
そういうと、ファノとそそくさといってしまった。
特別な技術か。ただの結界魔法じゃないんだな。
「さて、ちょうど良いから、《ダイブアウト》」
現実世界に一度帰還した。
◇◇◇
目が覚めて時計をみる。
「3時半か。とっとと洗濯物をしまおう」
俺はVRPを外し、洗濯物をしまいに行った。
洗濯物をたたんでいると、お腹が空いてきた。
「お腹すいたな。何かつまむか」
たたみ終わったので、林檎を1つ食べてから、《ダイブイン》した。
◇◇◇
戻ってきました。ここに
「おかえり」
「ん? おお。ただいま。どう? 作業は終わった?」
後ろから声をかけられて振り向くと、ファノが佇んでいた。
「うん。終わった」
「そうか。アリアさんは?」
アリアさんが一緒ではないようなので、疑問に思い聞いた。
「結界の修復と、他の場所の検査に時間がかかるって」
「そうか。なら、もう失礼しようか? ここにいてもしょうがないし。置手紙でもしていこう」
アリアさん宛に、感謝の置手紙を書いて置いた。
「それじゃ、行こうか」
「うん。行こう。ここ以外の町はあっち」
そういいながら、ファノは指差した。
「今度は大丈夫だろ。よし。出発」
そう言って町の外に向かって歩き出した。
ポーン
〔契約精霊[神精霊スフィリア]がエキストラボス“神獣王スレグイル”を討伐しました〕
………そろそろ来ると思っていたよ。エキストラ? まあ、ユニークじゃないな。よし。
気にせずに歩き出した。
ポーン
〔契約竜[真竜ベルニール]がフィールドボス“紅炎猪ヴォノルス”を討伐しました〕
だから、なんで同時なんだ? まあ、そんなこともあるか。
「どうかしましたか? ご主人様」
「大丈夫。まあ、なるようになるかな。さあ、行こうか」
そう言って歩き出した。内容確認はすべて後回しの方向で行きましょう。
◇◇◇
何事もなく始まりの町についた。本当に何事もなかった。[ノエアイナ]の結界は出るときには反応しないのか、何事もなく通過したし、敵は確かに襲ってきたが、一撃で終わるので問題なかった。問題があるとすれば、
「主。その隣に寄り添ってる精霊はなにかな~?」
この状況だろうね。
「ふふふ。ねぇ。主? きいてますかぁ? 返答内容によっては私と一つになってもらいますからね。そうすれば、私だけのものに出来ますから。ふふふふ♪」
笑顔が怖い。そして、言葉の意味はよく解らないが、凄く怖い。ベルもファノも怯えて真っ青になってるし、僕もなぜか震えが止まらない。笑顔って本当に怖いものですね。ヤバイ。混乱を超えて錯乱しそうだ。
「ス、スフィ? どうかしたのか? ああ、そうだ。まだ紹介してなかったな。彼女はトレファノっていうんだ。新しい仲間だよ。ほら、ファノ。挨拶して」
必死に何とかしようと考える。
「ト、とト、トレファノと申します。宜しくお願い致します」
ファノは震える声で自己紹介をした。ファノ。言葉使いがさっきと違うんだが。まあ、気持ちは分かるが。
さて、ここからどうするべきか。いや、マジでどうする! ………あ、ああ、それしかない!
「ファノ。それでこちらが、一番最初から一緒にいて、一番頼りになって、一番大切で大事で、一番愛している契約精霊のスフィリアだよ」
一か八か掛けてみる。あざといか!?
「そんな、頼りになって、愛しているだなんて」
スフィは真っ赤になりながら言った。
「そうだな。今更なことを言って悪かったな」
「そんなことないです。主。ファノでしたね? これから、“私のことを一番愛している”主ともども宜しくね」
凄い満面の笑みを浮かべ、上機嫌に声を弾ませながら言った。その後、スフィは「主が私のことを、一番愛してるって、ふふふふ。愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、愛してるって、・・・・・・・・・・・・、ふふふふふふふふ」と、恍惚として蕩けた幸せそうな表情で呟きながら笑っていた。
助かったのか? 悪化した気もするが、助かったよね?
うん。よし。僕は助かった! よし!!
「ファノ。それでこっちが、契約竜のベルニールだ」
「うむ。我が名ベルニール。主殿にはベルと呼ばれている故、ベルと呼んでくれ」
「は、はい。トレファノです。こちらもファノと気軽に呼んでください」
ファノの言葉使いが、相変わらず丁寧だな。
「しかし、主殿。ナイスフォローだ。さすがにあれは我でも肝が冷えた」
僕にだけ聞こえる音量でベルは言った。
「まあな。僕もマジで怖かったからな。殺されるかと思ったよ」
「主殿もか。我もだ」
「ご主人様、私もです」
「ファノはいつもどおりの口調に戻っても平気だと思うよ」
ファノの言葉使いが未だに少しおかしかった。なんというか丁寧?
「今は戻すのが少し怖いからこのままで行きます」
はははは。と、三人で乾いた笑いをした。
◇◇◇
幸運埋没から帰還したスフィは俺に質問してきた。
「主。これからどうするの?」
「一度、戻って、晩御飯の準備をするよ」
「そうなのですか?」
「うん。まあ、妹に任せてもいいが、どうせE2関係で色々やってるから、忙しいって言われるのがオチだな。食べ終わったら再度ダイブするからさ」
妹は料理がへたなんていうのは幻想だ。普通はある程度は出来る。まあ、今は自動クッカーなんてものもあるから、料理できなくてもなんとかなるが。
「それじゃね。いってきます。《ダイブアウト》」
「「「いってらっしゃい」」」
◇◇◇
目をあけてVRPを外し、体を伸ばした。
「ん~。っと、さて、晩御飯の準備でもしますか」
ベッドから降りて1階へ行った。
「今晩のご飯は何にしようかな。簡単にロールキャベツでいいか」
冷蔵庫をかけて材料をだして、コンソメスープの素を探す。鶏がらスープの素が出てきた。………あれ、使うのどっちだっけ? ど忘れした。
「ん~。ん! 両方入れよう。風味は違うがまずくはならないだろう。ついでに昆布と鰹節でだしを出そう」
そうと決まれば、材料を切ったり張ったりして材料をこねる。タネをキャベツでロールして、一個はレタスでロールしておく。煮るスープはトマトベースの鶏がら大目のコンソメ少な目な昆布と鰹節のスープでいく。鶏がらとコンソメの風味の違いが喧嘩しないことを祈りつつ作る。
………ん。結構いけるな。トマトベースの鶏がら大目コンソメ少な目な昆布と鰹節のスープ。
あとはロールをじっくりことこと煮込んで完成。
煮込んでる最中は火から離れずに、テレビを観賞。お! E2のCMやってる。次の第2次販売は8月の17日土曜で、販売本数は初回の2倍の予定。どこも予約分で完売らしいが。
ガチャ、とドアを強めに開けて入ってきた。
「ご飯はできたぁ?」「お腹が空きました」
妹がリビングに入ってきた。
「おう。今煮込んでるところだ」
「煮込む? 煮物なんですか?」
「まあ、ある意味では煮物と言っても間違いではないかな。たぶん」
まあ、煮込んでいるから、当たらずとも遠からずかな。
「なんなのですかぁ?」
「ロールキャベツ(一部除く)だよ」
カッコの部分は小声でカバーしております。
「そうなんだぁ。確かにいいにおいしてるねぇ」
「お!? もういいかな」
鍋の中をみて確認する。うん。見てもわからんな。一つ割って中を見る。火はしっかり通っているようだ。
「ハイ完成。ご飯は自分で盛ってな」
そう言いながら、ロールキャベツ(一部除く)を皿に盛っていく。切った分はもちろん自分の皿へ。
「はいよ」
「「いただきま~す(ぅ)」」
妹は声をそろえて言い、食べだした。こいつら、昼ごはん食べてないな。って、僕もか!!
「兄ぃ。なんと今日中に次の町にいけそうなんだよぉ」「そうそう。ボスも見つけたから、後は倒すだけ」
ボスってどんななんだろ? やっぱり強いんだろうな。
「そうなのか。ボスってどんな感じのやつなんだ?」
「ボスは[ジャイアントボア]っていう、でかい猪で」「それを倒せば新しい町だよぅ」
でかい猪か。そういえば、なんか猪っぽいのベルが倒していたな。確認するか。
「それでそのボスを倒せば、皆次の町にいけるようになるのか?」
倒せば次の町ってことは、そうなのだろうな。
「そうだよ。それで、ジャイアントボアは倒して新しい町に行くと、中央広場に“道”があって、それを起動させればいいのさ」「まぁ、起動しなくても3時間経ったら勝手に起動するんだよねぇ。その代わり3時間は自分たちだけでいろいろ回れるのさぁ」
ふむ。ようは、新しい町に行けば、みんな次の町に行けるようになる。って、ことか。生産職にはやさしい設定だね。
「それって結構簡単じゃないのか?」
「そうでもないんだよね。2つ目の町に行くのはそれでいいんだけど、そこ以降の情報がまったくないんだよ」「そぅなんだよぉ。だから、これからが大変だよぉ」
2つ目の町までの情報はあるって事は、3つ目の町に何かあるのか? まあ、そのうち分かるか。
「ボスを見つけたってことは、茜や瑠璃のパーティもボス討伐に行くのか?」
「「うん。行くよ(ぉ)」」
「初回討伐ボーナスが気になるし。それに、ボスを見つけたのは、うちのパーティだからね」「情報流すまえにぃ、れっつごーだよぉ」
興奮気味に大き目の声で妹は言った。いや、叫んだに近いかな。
「そうか。頑張れ。それで、急がないと初回討伐ボーナスが誰かに取られないか?」
「「はっ!」」「「確かにっ(ぃ)!!」」
妹は携帯をいじったと思ったら、そこから黙々と晩御飯を食べて、部屋に戻って行った。
ちなみにパーティメンバーは学校の友達で、全員女子らしい。
「急がせてしまったかな? 初回ボーナスが欲しいなら、急がせて正解かもな」
一人で納得した。
その後、食器を洗ってお風呂に入り、歯をみがいてから自分の部屋に戻り、《ダイブイン》をした。
ちなみにエルフとハイ・エルフの耳は人と違いはありません。妖精系統で耳が尖っているのは、ピクシーやレプラコーンです。他に森人という種族も耳が尖っています。
ありがとうございました。




