表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/40

ネズミと聖霊と調合と………。  ~一匹いたら十倍はいると思え~

お願いします。


北門についた。時間は間違いなく朝ではないから、[朝霧の森]に霧は出ていない。


「さて、出発しますか。スフィもいないのは初めてだな」


そういいながら、中に森の中に入っていった。


何かの魔力の気配? いや、乱れ? がした。ウルフやホッパーとは何か違う気がする。


ガサガサ


ん?


チュー、っと、なんかでかい灰色の鼠が出てきた。


[大食鼠ハングリーマウス

HP:140

MP:0



MPないけどグレイウルフよりHPが高い。

なるほど。MPがないから、魔力の乱れみたいに感じたのか。



チューチューチューチューチューチューチューチューチュー、と鳴き声が森に木霊する。

「って、多いわ! 何匹いんだよ」


ログを確認。78匹、………そういや、鼠って子供を多く生んだよな。そんなことを思い出しながら、


「逃げても追ってきそうだから」


シャランと双剣を抜いた。


「先手必勝!」


双剣を構えて、群れに突っ込んで行った。

噛み付いてくる鼠を一撃で葬り、ひっかいてくる鼠を蹴り飛ばし(蹴りや体術のスキルなくても一撃で倒せる)、木の上から飛び掛ってくる鼠を裏拳で撃墜(拳や体術のスキルがなくても必殺です)、なんか混ざっていた、大きい黒っぽい鼠[大喰鼠]を踏み潰し(スキルなくても瞬殺です)、捌ききれない分は光魔法の《ライトシールド》で防ぎ、その後真っ二つにする。ライトシールドにはお世話になっています。するといつの間にか周りに鼠はいなくなっていた。


魔力の反応がないか確認して、特に何も……。あるな、なんだろ?



ニャー


猫が現れた。しかも三毛猫です。


[三毛猫♂(飼い主:ノーラン家)]

HP:10

MP:120



………普通の猫だよね。いや、三毛猫って♂は珍しいんだっけ? てか、MP多くない?



〔捕まえますか? 《Yes/No》 〕



ふむ。これは捕まえておくかな。よくわからないが。てことで近寄って抱きかかえてから、Yesを押した。捕まえてからじゃないと選択できなかったからね。


猫を抱えたまま行くのは、ぽん! ………って、アイテムボックスの大切なものに入ったよ! 猫!!

ありなの!? ん? ああ、暫定的にアイテム扱いなのね。イベントか何かなのかな?


「とりあえず、猫は保留で進むかな」


また、森の奥に向かって歩き出した。綺麗な水の湧く場所を探して。



◇◇◇



途中、謎の草や謎の実、謎の石を採ったり発見したりして進んだ。すると、霧が出てきた。


「霧が出てきたな。朝はおろか夜にもなっていないんだが、引き返すかな、………え?」


後ろを見たら真っ白で、道もありませんでした。


「迷ったかな? まあ、マップもあるし、………現在地不明とは何ぞや?」

迷子になりました。どうしようかな。………ん?


チャプ、チャプ


何か水っぽい音がした。


「水の音? あっちの方か。どうせ遭難中だから行ってみるか」


水の音がする方向に歩き出した。途中、敵にまったく会わなかった。謎の草はそれなりにあったので収穫した。



進んでいくと、突然、開けた場所にでた。エリア名は[遺跡の湖]にと表示されていた。どうやら、湖岸に敵は来ないようだ。湖岸を歩いていると、湖に注ぎ込んでいる小川を見つけた。


ふむ。上流のほうなら綺麗な水が手に入るかな。そう思い小川を登ることにした。



だんだん険しくなるが1時間ほど歩いていくと、泉があった。名前は[聖鈴の泉]とマップに記載された。


「[聖鈴の泉]か。なんで鈴なんだろう? でも、綺麗な水だな。ここから水をもらったらダメかな?」


う~ん。と悩み。


「まあ、落ち着いた場所だし、ここで調合でもしようかな」


水のことはひとまず置いといて、調合の準備を始めた。まずは調薬からかな。


「ねえ」


「ん?」


なにか鈴みたいな、綺麗な声?音?がした。


「きこえてる?」


「気のせいじゃないな。うん。聞こえてるよ。どこにいるんだ?」


僕はキョロキョロしながら周りを見回した。人影はなかった。


「こっち」


今回はしっかりと声が聞こえた。声の方向をみると、泉の上に女性が立っていた。


「え! いつの間に!」


「こんにちは。よくここに来れたね」


女性は微笑を浮かべながら言った。そして、泉の水面を歩きこちらに近づいてきた。


「こ、こんにちは。あなたは、………もしかして精霊ですか?」


水の上を歩くのでなく滑るなんて離れ業、今の段階でできるのは精霊くらいだよね。これからできるようになるかは分からないが。


「ええ、私は泉の精霊?」


泉の精霊? って、ことはきこりの話しの?


「私は泉に落し物なんてしていないのだが」


「違う」


違う? う~ん。これはわからないな。


「もしかしたら、ここは入ってはいけないところだった?」


「水のこと」


「水? 泉の水のこと?」


「そう」


泉の精霊は肯定した。水を使っていいか悩んでいたからか?


「水を使ってもいい」


「え? あ、ありがとうございます」


「ただ、条件がある」


綺麗な水だし、使えたら嬉しいがどんな条件だろ?


「条件というのは?」


「私と契約して」


………? けいやく、って、契約だよね。泉の精霊って契約していいのか? 普通は離れられないのでは?


「契約してもいいんですか?」


「私は泉の精霊というか、泉を作って住んでいる精霊。だから、問題なし」


問題はないらしい。


「そろそろ、引越ししたいと思っていた」


引越しですか。


「あなた、気に入った」


う~ん。本人がいいというならいいのか?


「ここにたどり着けた人と、一緒に行くと決めていた」


それは、また自分勝手な気がするが、スフィも結構自由な感じだよな。精霊はみんなこうなのかな?


「だから、責任とって」


何の責任か解らないのですが。う~ん。


「わかったよ。契約するよ。どうすればいいんだ?」


「名前、欲しい」


あ! やっぱり? 名前をつけるのが契約の証なのね。

後に聞いたが契約は終身契約らしい。まあ、精霊は寿命の概念がないらしいから、こちら側の問題だよね。


「名前かぁ。“トレファノ”略称はファノって、どう?」


「“トレファノ”、ファノ、………気に入った。よろしく。ご主人様」


「うん。よろしく」


呼び名はご主人様なんだ。まあ、主と主殿と呼ぶ人………人?、まあ、いるし、この世界では珍しくもないのかな。



ポーン

〔[水聖霊:水聖]と契約しました〕



うん。契約が済んだな。なんか見覚えのない属性だが。それに、精霊じゃなくて聖霊か。……誤字ではないんだろうな。気にしてもしょうがないな。


「それじゃ、調薬でも始めようかな。ファノ。水もらうね」


「どうぞ」


ちゃぽん


ファノが水を空中に出現させた。


「ありがとう。使わせてもらうね。これだけあれば十分だよ」


精霊が作った水だから、なんか凄そうだな。調薬セットに入っていた大きなビンに水を入れてもらった。


「うん。それじゃ、中で寝てる。欲しくなったら呼んで」


そう言ってファノは、僕の中に入っていった。スフィにも思ったが、外にいてもいいのに。って、言うか中に入るのって、デフォルトなの?


「さて、まずは調合で謎シリーズの鑑定からかな。調合で鑑定が出来るとは驚きだな」


ちなみに鑑定スキルじゃないから、敵のステータスはわからないし、自分に所有権がないものは、基本的には名前さえもわからない。モンスターは名前とHPとMPまではわかる。

ちなみに、鑑定スキルはレベルが上がれば、敵の所持スキルやアーツ、ステータスまで、まるわかりだそうです。



内約はこんな感じ、

薬草×165、月下草×116、火花草×12、始祖の葉×6、暮桜の花びら×14、麻痺草×56、毒草×75、即死草×8、睡眠草×24、茶葉×154、始祖の苗木×2、凪桃の苗木×2、なにかすごい苗木、胡桃×24、悪夢の実×9、コーヒー豆×143、アルプ×56、知恵の実×3、凪桃×7、パナポ×49、ツピナ×23、落花の実×87、何かの原石×97、何かの鉱石×132、ただの石×102、ただの石に見える石×154、ただものじゃない大きな石×7


謎の草が苗木とかありなのか? それに、ただものじゃない大きな石って………。なにはともあれ、原石は研磨して、鉱石は調金するかトーカさんに渡すかな。ただものじゃない大きな石も研磨すればいいのかな。ただの石は、敵に投げつけてみようかな。ただの石に見える石は、もうわからないな。


「さて、まずは回復薬からだな」


まずは、せっかくなのでもらったエプロンを着る。その後、乳鉢を取り出す。他に試験管やフラスコなどの理科の実験でお馴染みのものも取り出す。熱を加えるために発熱石ヒートストーン発火石ファイヤーストーンを準備しておく。中に入っていた取扱説明書によると、じっくりは発熱石を使い、通常は発火石を使う。発熱石を使った場合は沸騰しないらしい。


薬草を取り出し、ビーカーに水を入れ、熱する。(試しなので、水は普通の水を使用) ここで発熱石を2つと発火石を1つで分けて試す。だんだん色が出てきたので、発熱石のほうは現状維持で、発火石のほうは沸騰したほうと沸騰させないほうで、また別にする。5分くらいたったら、火から放して中の薬草を取り出し冷ます。これで、一応回復薬は完成らしい。



[回復薬Ⅰ] 沸騰させた物

HPを8%回復する。出来のあまりよくない回復薬。とても苦い。


[回復薬Ⅰ] 発熱石を使用

HPを11%回復する。出来はあまりよくない回復薬。とても苦い。


[回復薬Ⅰ] 発火石で未沸騰

HPを10%回復する。出来はあまりよくない回復薬。とても苦い。



ぜんぶ苦いのね。確かに初心者マークも少し苦かったけど。それに初心者マークより回復量が低いな。なぜだ? 腕の問題か。


作った回復薬は使えそうにないので、実験のため目の細かい濾紙で濾過して、水分を取り除き乾燥させる。


今度は月下草を加えて薬草と同じように発火石2つに発熱石1つで熱した。それぞれは薬草と同じ条件で行った。だんだん色が出てきたので、発火石の沸騰と未沸騰、発熱石で、それぞれ5分くらいで、火から放して冷ます。



[マナ回復薬Ⅰ] 沸騰させた物

MPを3%回復する。出来のあまりよくない回復薬。とても苦い。


[マナ回復薬Ⅰ] 発熱石を使用

MPを5%回復する。出来はあまりよくない回復薬。とても苦い。


[マナ回復薬Ⅰ] 発火石で未沸騰

MPを4%回復する。出来はあまりよくない回復薬。とても苦い。



作ったマナ回復薬も使えそうにないので、実験のため目の細かい濾紙で濾過して、水分を取り除き乾燥させる。


濾過した回復薬の濾紙とマナ回復薬の濾紙、薬草と月下草を、調合のアーツ〈状態促進〉で乾燥させる。その後、乾燥した薬草と月下草を別々に乳鉢で粉砕する。


よく分からない始祖の葉は、1枚だけ実験に使う。始祖の葉を発熱石で作った回復薬とマナ回復薬の濾液にいれて、発熱石で煮る。十分に熱していると、だんだん始祖の葉は分解されて融けていったので、融けきったら火から放す。そして、味付けに凪桃を摩り下ろした果汁を入れて冷ます。冷ます過程で、魔力操作をつかって目一杯魔力を加えてみる。魔力は有り余ってるから使わないとね。それで完全に熱が取れたあと、魔力を加えるのを3分ほど続行して完成。



[蘇生薬]

死者を蘇生させる秘薬。魔力に溢れており、人以外の生命にも絶大な効果を発揮する。ただし、効力が強すぎるので、生者に使用すると命を奪う。すっきりとした桃味。



凄いものができたが、反動が怖いな。……うん。とりあえず封印かな。

ぽいっとアイテムボックスに放り込んだ。

それにしても、始祖の葉と凪桃のどちらが蘇生薬の原料なんだろう?


よし。別々に作ってみよう。 ………こうなりました。



[始祖の万病薬]

あらゆる状態異常を治し、一定の時間は状態異常にならなくなる。また、あらゆる病気を治し、同じ病気には一生ならなくなる秘薬。魔力が溢れているのでHP・MPともに50%回復。


[凪桃ジャム]

凪桃の美味しいジャム。さっぱりとした甘さと、ほんのりと残った酸味が食欲を爆発させる。一度食べたらもう虜。魔力が宿っているので、飲むとMP30%回復。



両方とも蘇生薬にはならなかった。両方併せたらなるのか。他には、

ん? あ、レシピに入ってる。勝手にレシピに入るのか。同じものを作った場合は更新も任意で可能か。回復薬とマナ回復薬も入っているが、効果が悪いから更新したいな。



よし。さて、乾燥させた薬草と月下草で回復薬をつくろうかな。結果のよかった発熱石を使って作ろう。水に入れて薬草の代わりに乾燥薬草をいれて加熱。5分煮て冷やす。熱が取れたら魔力操作で魔力を流す。鮮やかな緑になった。これで完成?



[ポーションⅡ]

HPが37%回復する。薬草と魔力が反応を起こし活性化した回復薬。味は苦い。



おおう。いい感じだ。

それでは次は、月下草で作ろうかな。同じ操作を行って、最後に魔力を通した。色は鮮やかな青色になった。完成だよな。



[マナポーションⅡ]

MPが19%回復する。月下草と魔力が反応を起こし活性化した回復薬。味は苦い。



できた。そして、味は相変わらず悪い。ならば次は薬草と月下草のミックスで。

おなじ工程で作って、最後に魔力を流した。色はにごった緑になった。



[ミラクルポーション(劣化品)]

HPが3%、MPは1%回復する。飲むとランダムで状態異常になる。味は酷く苦い。



まあ、こうなるよね。そんな簡単にいかないよね。劣化品ってことは、他に必要なものがあるんだろうな。たぶん。


次は水じゃなく、あえて、このりんごっぽいアルプの果汁で煮て作ろうかな。果汁なので、かき混ぜながら発熱石で過熱し、5分たったら熱をとり。魔力を通す。色はあまり変わらないが、おそらく完成。



[ライフアルプジャム]

アルプのジャム。甘酸っぱくて、中に残ったアルプの果肉がよい歯ごたえ。HPが32%回復。


[マナアルプジャム]

アルプのジャム。甘酸っぱくて、中に残ったアルプの果肉がよい歯ごたえ。MPが21%回復。



ふむ。こうなったか。水を入れてやり直せば、液体に出来そうだな。さらに加熱してみるかな。かき混ぜながら加熱していくと、粘度がさらに増してきた。最後に魔力を通して完成。



[ライフアルプドロップ]

アルプの果汁100%ドロップ。薬草の効果か、何故か上手くできた。舐めている最中、HPが回復し続ける。合計HP回復量は173%。


[マナアルプドロップ]

アルプの果汁100%ドロップ。月下草の効果か、何故か上手くできた。舐めている最中、MPが回復し続ける。合計MP回復量は112%。



添加物なく飴になるのか。蜂蜜100%の飴もあるから出来なくはないか。


次は、アルプだけでなくパナポでも作ってみようかね。同じ肯定で作成。


で、完成したのが[ライフパナポジャム][マナパナポジャム][ライフパナポドロップ][マナパナポドロップ]で、効果は同じでアルプと味違い。ちなみにパナポは、パイナップルのような見た目と味だった。


想像通りのできだな。まあ、製法は同じだからな。試しにライフパナポジャムとマナパナポジャムを混ぜて、加熱してみた。にごった色にはならず、パナポな色になった。



[パナポドロップ]

アルプの果汁100%ドロップ。舐めている最中、味が続く。空腹がまぎれ、甘くて美味しい。



回復効果が消えて、普通の飴になっていた。薬草と月下草は効果は打ち消しあうのか。ならば二つが完全に混ざらなければいいのでは? 試してみよう。


ライフアルプジャムとマナパナポジャムを別々に加熱し、水分をなくしていく。そして、もうすぐ固まるところで、二つを併せて作った。混ざり合わずマーブルな感じの飴ができた。最後に魔力を通し完成。ただ、色が近いので、見分けずらい。



[ミラクルミックスドロップ]

アルプとパナポの果汁100%ドロップ。二つの味が混じり合わず、それでいてハーモニーを奏でる良いでき。舐めている最中、HPとMPが回復し続ける。合計HP回復量は86%、合計、MP回復量は62%。



出来はしたが、効果は少し弱いようだ。また、即効性が低いので、実用に耐えるかは不明。とりあえずは自分のお菓子だな。


その後も、同じものを手作りで少々作成した。



ん?

空をみたら日が結構阿多向いていたので、ふと、時計を見たら、リアル時間が2時半になっていた。


「そろそろ、お開きにして、町にもどるか。洗濯物しまって、少しご飯も食べたいからね」


どうせだからと、使いかけの素材をすべて釜に突っ込み、魔力操作で魔力を使いきるつもりで注ぎながら混ぜた。だんだん水分がなくなってきたら、さらに注ぐ魔力の量を増やして冷ました。最後に魔力を内側に収縮するようして、魔力を使い切ったら完成。


ぶち込んだ材料は薬草、月下草、始祖の葉、アルプ、凪桃、パナポの残り。

[ニズの秘薬]

ニズが作成した秘薬。莫大な魔力が宿っていて、持っているだけで永続的にHPとMPがじわじわ回復していく。使うと使用者も含めた周囲50m以内のものは全回復する。また、その後、継続的に10分の間、HPが毎分31%回復、MPが毎分18%回復する。



なんか壊れ性能のアイテムが出来た。………うん。これも封印だな。あ、これもレシピに入ってる。


道具を片付けて、今回作ったアイテムの確認をした。

ポーションⅡ×5、マナポーションⅡ×5、ライフアルプジャム×25、マナアルプジャム×10、ライフパナポジャム×25、マナパナポジャム×10、ライフアルプドロップ×30、マナアルプドロップ×20、ライフパナドロップ×30、マナパナポドロップ×20、ミラクルミックスドロップ×10


ポーション系は2割くらい失敗した。


蘇生薬と始祖の万病薬、凪桃ジャム、ニズの秘薬は、とりあえず封印。いろいろ危なくて使えないな。と、いうか、なんでこんなに高レベルっぽいアイテムが出来た?

考えても、せんないか。



さて、帰り道が分からない。


「ファノ」


体の中から出てきた。


「なに?」


「帰り道わかる?」


精霊ならわかるのでは? と、聞いてみる。


「人が住んでいるところは、あっち」


そう言って、ファノはとある方向を指差した。


「あっちか。さて、向かいましょうかね」


ファノが指差した方向へファノとともに歩き出した。




ポーン

〔契約精霊[神精霊スフィリア]がフィールドボス“偽樹魔メアーディス”を討伐しました〕


ポーン

〔契約竜[真竜ベルニール]がフィールドボス“聖山鳥クラインフォルト”を討伐しました〕



………ユニークじゃないな。よし。


気にせずに歩き出した。



ポーン

〔契約精霊[神精霊スフィリア]がフィールドボス“偽樹王アルボルリヴァ”を討伐しました〕



歩き出した。



Lv28

巨神剣LvMマスター、双剣Lv20→Lv22、回避Lv24→Lv26、身体強化Lv21→Lv23、発見Lv13→Lv17、魔力操作Lv26→Lv43、光魔法Lv12→Lv14、布防具Lv6→Lv8、調合Lv1→Lv29、研磨Lv19



ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ