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72「ピザ 死霊館へのデリバリー」

 

 はいこんにちは。

 今回は個人的に円盤をゲットできた作品からのご紹介です!

 わたくしにしては珍しくもホラー作品。

 いや怖いの苦手で……夜トイレに行かれへんよーになるようなもんはちょっと……(苦笑)。


 だから休みの日に、ダンナと一緒にお昼間に観ましたよ、ええ!

 でもねでもね、主役があのヴィジャイ・セードゥパティさんだし、監督が「ジガルタンダ」のカールティク・スッバラージさんだし、こんなん買うっきゃない、観るっきゃないでしょうに!(だれに言い訳してんだ)


 というわけで、まずはデータご紹介から。


 〇「ピザ 死霊館へのデリバリー」(原題または英題「Pizza」)

 2012年製作

 監督:カールティク・スッバラージ

 出演:ヴィジャイ・セードゥパティ / ラミャ・ナンビーサン / カルナーカラン ほか

 インド タミル語 120分 PG12


 これを見る限り、前回の「ジガルタンダ」と比べて、監督も出演者もかなりかぶってることがよくわかります。カルナーカランさんもおるし!

 そういえば製作年も近いですね。2年ちがい? こちらが2年早いようですね。


 ということで、お話の冒頭をちょっとご紹介。

 マイケル(ヴィジャイ・セードゥパティさん)はピザの配達員をしている青年で、恋人アヌと同棲中。アヌは大学生で、ホラー作品をとてもよく知っていてめちゃめちゃ好きという女性です。

 ところが、まだ結婚までは考えていなかったタイミングでこのアヌちゃんの妊娠がわかる。悩むふたりでしたが、「やっぱり結婚しよう」という話に。


 ところがマイケル、仕事でとある豪邸にピザを届けにいったところ、受け取りに出てきた奥さんが細かいお金を取りにいこうと二階へ行ったきり、戻ってこなくなります。不審に思って恐る恐る家の中にはいってみるマイケル。ところがそこから不可解で恐ろしい出来事がつぎつぎに起こり、マイケルはあまりの恐怖でパニック状態に……。


 と、いうところまではよくあるホラーものかな? と思うのですが、そこはさすがスッバラージ監督! そんな通り一遍のストーリーでは決してない!

 ネタバレはしたくないので断腸の思いでここまでとしておきますが、もうこれ、ぜひぜひご自身で最後までご覧いただきたいですね。とてもよくできていました~。

「ジガルタンダ」「ジガルタンダXX」でのあの意外性は、このごく初期作品からすでにあったものなんだな、というのがよくわかりますよ!


 あと、お若いヴィジャイ・セードゥパティさんがとてもハンサム!

 停電した豪邸の中で、恐怖に駆られて右往左往する演技は、画面の中たったひとりでずっと観客をひきつけ続けなくてはならないわけですが、いや一瞬たりとも目が離せません。ぴーんと張った緊張感が途切れなく続く。「さすがは演技派なヴィジャイ・セードゥパティさん」と感心しきりでした。


 ではでは、ドスティ!


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