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67 「タライヴァー」

 

 はいこんにちは。

 今回ご紹介するのはこちら!


 とか言うてますがわたくし、わりとギリギリになるまでこちらが上映されるという情報を知らず……公開前日に知ってめっちゃ慌てました。なぜならその日は、ほかの邦画を観に行く予定にしていたからです(苦笑)。

 わたくしがこちらを拝見したのは、シネ・リーブル神戸さま。1週間限定上映ということだったので、これは見逃せない! だってヴィジャイさんだよ? ヴィジャイさん映画でしかも未見のやつだよ???

 しかもSNSに流してくださった情報によれば、シネ・リーブル神戸様が、なんとヴィジャイさんグッズを集められるだけ集めて、公開期間中に販売もなさるとのこと。「数が少なめなのでお急ぎを」ともおっしゃってる。

 観に行かないわけないっしょ、いや絶対行く!


 ……ということで、時間をよくよく調べましたら、なんとかとんぼ帰りすれば観られることがわかり、その日は怒涛の映画デーとなりました(笑)。


 さてさて。

 ということで、恒例のデータ紹介に参りますね。


 〇「タライヴァー」(原題「Thalaivaa」)

 2013年製作

 監督・脚本:A・L・ヴィジャイ

 出演:ヴィジャイ / アマラー・ポール / サンダーナム / サティヤラージ ほか

 インド タミル語 175分 G


 お話は、まず過去からスタート。

 1988年、暴動で混乱するムンバイで、少年ヴィシュワは父・ラーマドゥライによって安全を守るため、知人だった男ラトナムに預けられます。ラトナムはラーマドゥライに大きな恩義を感じている人物で、ヴィシュワを連れてマドライへ。

 以来、ヴィシュワは父にほとんど会うことなく(連絡は取りあっていますが)成長。

 25年の歳月が過ぎ、青年となったヴィシュワはシドニーで優秀なダンサーとなって活躍していました。


 ヴィシュワは知らなかったのですが、その後父は故郷ムンバイで虐げられているタミルの人々から大いに慕われるドン(タライヴァー・指導者)となっていたのです。

 やがてヴィシュワは仲間と踊りをする中で出会ったすごい美女と恋仲に。このあたり、とてもコメディちっくですしロマンスいっぱい、楽しく激しい歌とダンスがいっぱいでとても楽しい!


 ……ところが。

 彼女の父親の強い希望もあって、親を紹介しなくてはならなくなったヴィシュワ。父や世話になっていたラトナムが難色を示す中、なんとか恋人とその父親に父に会ってもらおうとインドに戻りますが、そこから急に不穏な状況に。

 父の所在は、彼を慕う人々によって厳しく情報が隠されていたのです。

「これはいったいどういうことだ」と疑問を覚えるヴィシュワ。やがて父の真実の姿を知ります。


 ……ええっと。

 ここからとんでもないどんでん返しが来てしまい、インターミッション後は作風ががらりと転換。

 ここまで「カッコ可愛くて明るい、恋するヴィジャイさん」を楽しんできた観客は一転、「カッコいいけど悲壮で激しく、暴力的なヴィジャイさん」に出会うことになるのです!


 ああもうダメだ!

 これ以上はもうネタバレにしかならん! すんませーん!

 ヴィジャイさんファンには当然ですが、そうでないとしても本当に面白いので、是非見て欲しい作品です。

 損はしない、ほんまに!


 ではでは、ドスティ!


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