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61 「サラール」


 はいこんにちは。

 っちゅうことで予告のとおり、今回はこちらの映画!

 日本ではだいぶ前から「作ってるよ~作ってるのよ~」という情報だけが流れていて、映画館でついに予告編が流れたときには「やった! ついに!」となった映画です。

 

〇「サラール」(原題「Salaar」)

 2023年製作(日本での公開は2024年)

 監督・脚本:プラシャーント・ニール

 音楽:ラビ・バスルール

出演: プラバース / プリトビラージ・スクマーラン

 シュルティ・ハーサン / ジャガパティ・バーブ ほか

 インド テルグ語 174分 PG12


 もうご覧の通りなんですが、まず監督・脚本があの「K.G.F」のプラシャーント・ニール監督っ! 確かに全編「K.G.F」のニオイを感じる作風。全体に画面がとても暗い……というか「黒」をとても大事に撮っている感じがあるのもよく似ています。

 そして主演があの「バーフバリ」のプラバースさんっっ!

 背が高く、手足の長いプラバースさんのド迫力アクションとくればもう、目を奪われるに決まってますやん?

 それからヒロインを演じるシュルティさんは、チャランさんと共演した「ザ・フェイス」が私個人としても記憶に新しいところ。

 あと、事前には私はわかってなかったんですが「ジャガパティさんが出てる~!」っと、これは勝手に嬉しい悲鳴をあげちゃいました、心の中で!

 最近プライベートで日本を訪れ、関西にもいらしてたんですよね。そんで、急遽東京でファンミーティングまでしてくださったんですよね~。いいなあ、ジャガパティさんに会えた人~!


 お話はね、正直いって結構込み入ってます。一回観ただけだと、なにしろ登場人物も多いしで混乱します。

 本国インドでもわかんなくなく観客が多かったのか、早々に人物相関図が出されたらしい(笑)。ヒゲのお兄さん・おじさんたちを見慣れている国民でもそうなんやから、日本人の私なんてとーぜん「あれれれ?」ってなる。


 でも、主演のプラバースさんと、その親友役であるプリトビラージ・スクマーランの友情! 友情! ってしっかり追っていけば大丈夫。


 ということで、ちょびっとストーリーをば。

 あ、でもでも、こちらも「K.G.F」と同じように二部作たぶんの作品なので、この一本ではお話が完結しておりませぬ~。


 かつて、もとは盗賊団だった集団によって建国されたカンサール。

 10歳の少年ヴェーダは、親友のヴァラダのためならどんなに強い相手と戦うことも厭わず立ち向かい、知恵をしぼって相手を倒していました。

 ヴァラダはカンサールの権力者の息子(第二王子みたいな立場)なんですが、彼の方でもそれを恩義に感じていて、ある時ヴェーダの母がカンサールの大物から狙われた時、自分の領地を相手に与えてまでかれらを救います。そのことで父(ジャガパティさん!)から叱責をうけ、立場を失ってしまうのですが……。

 「しばらく身を隠せ」と言うヴァラダに、デーヴァは「名前を呼べばかならず駆けつける」と誓って、母親とともにカンサールを去るのでした。


 かなりの月日が流れ(確か25年?)、カンサール内部の王位継承をめぐる権力争いが熾烈になり、ヴァラダの身にも危険が迫ります。そしてついに呼び戻されるヴェーダ。

 実はかつてとある事件があってから、母親からいっさいの暴力を禁じられていて、ヴェーダは子どもにすらバカにされていたのですが、その禁が解かれたときの爆発力たるやすさまじいものが……。たったひとりでもう、バッタバッタと敵をふっとばすふっとばす。


 なんちゅうか、これまで観てきたインド映画もけっこうな血みどろ、残酷シーンは多かったと思うのですが私の中ではこれが最高峰かも。PG12になってますが、正直いってもっと上でもええかも、と思っちゃう。手はとぶ足はとぶ首はとぶ血まみれ血しぶきめっちゃくちゃ……みたいな。

 血みどろなプラバースさんがもう本当にすさまじいです。すさまじいの一言です。

 そして相手を信頼しあっている男同士の友情……については、今後第二部でどうなるのかハラハラしっぱなしやとおもわれ……。

 はよ次を!

 いったい何年待ちなんやろ? 待てへ~ん!


 ではでは、ドスティ!


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