58 「PS2 大いなる船出」
はいこんにちは。
ほかの映画をひとつ挟みましたが、今回は予告していました「PS2」のお話を……!
と、思ったのですが。
よく考えたら(いや考えんでもわかる・苦笑)続編のお話を詳しくしちゃったら、「PS1」のネタバレしまくりになるんとちゃう……???
それはマズイよ! 大問題!
ということで、ちょっと迷っておりました。
ストーリーをあれこれご紹介するよりは、俳優さんのことでも語ろうかなということに落ち着いたんで、今回は基本的にそんな感じで参りますね~。すんません!
〇「PS2 大いなる船出」
(原題「Ponniyin Selvan:Part Two」)
2023年製作(日本での公開は2024年)
監督・製作・脚本:マニ・ラトナム
音楽:A・R・ラフマーン
主演:ビクラム / アイシュワリヤー・ラーイ ほか
インド タミル語 165分・PG12
お話の背景としては「PS1」でご紹介した通りで、その続きとなっております。
もう胸アツな展開に次ぐ胸アツな展開で、個人的にはやっぱり兄王子アーディタの顛末がめっちゃ胸に刺さる感じでした……。あううう。
ということで、すぐに俳優さんのお話に参りますね!
実は今回、短いシーンではあったのですがあのマカランド・デシュパンデさんがご出演されています。マカランドさんはなんとあの「RRR」にご出演されて、ペッダイヤ役で印象的な演技をされていたかた!
わたくしはSNSでこのマカランドさんのファンである方のつぶやきに接し、事前にその情報は知っておりまして、最初からもう目を皿のようにして待っておりました。
結果、そうまでして探すまでもなく!
大変印象的な役で、がっつりとご出演されていましたよ~!
いやあ嬉しい!「RRR」でこのインド映画沼にハマった身としては、やっぱり嬉しいエピソードでした。
「RRR」はテルグ語の作品ですが、こちら「PS」シリーズはタミル語作品。マカランドさんは、言語の異なる作品でもあちこちにご出演される珍しいタイプの俳優さんであるそうなんです。すごいなあ……。
それからもうおひとり。
「PS1」の段階から「なんかこの人見たことあるぞ……だれやっけ……どこやっけ……」と思っていたデーヴァン役の俳優さんって、すでにご紹介した「囚人ディリ」の主役ディリのカールティさんやったんですね~!
うわああ、今ごろ気づく私! あかんやつ! すんませーん!
「囚人ディリ」は本当にめっちゃめちゃよかったんですが、いかんせん明るくてちょっとお茶目で口数が多くて勇敢な戦士デーヴァンとは印象がまるきり違っていたもんで……まったく気づきませんでした、すんません。
いや役柄があまりにも違いすぎるやろ! とは思いましたがそこは役者カールティさんの芸の幅ってやつですよね。すごいです……。
あっそうそう。もちろん前作でもそう感じていたのですが、今回は特に弟王子アルンモリ役のジェヤム・ラビさんが本当に二枚目で……誠実でまっすぐで男気にもあふれた弟王子アルンモリをぴたりと過不足なく演じられていて、魅力爆発しておられました。
品のあるとてもきれいなお顔立ちと表情が印象的でしたよ~。彼が画面に出てくると、視線がひゅ~っと吸い寄せられてしまうんですよね。なんというか、群衆の中でどこに立っていても「あなたが王子!」ってすぐわかる感じ……これは演技で出せるもんじゃないと思うので、ほんま才能なんやろうな~って思いながら見ていました。
それでは、今回はこんな感じで終わりたいと思います。
また次回お会いしましょう。
ドスティ!