50 「ザ・フェイス」
こんにちは。
今回は、前回予告したとおりにラーム・チャランさん主演のこちらの映画!
〇「ザ・フェイス」(原題「Yevadu」)
2014年製作(日本での公開は2024年2月から)
監督:バムシー・パイディパッリ
原案:バッカンタム・バムシー / バムシー・パイディパッリ
主演:ラーム・チャラン
音楽:デービ・シュリー・プラサード
インド・テルグ語 166分
前回ご紹介の「ブリンダーヴァナム」と同様、「絶対に観にいく!」と決意して臨んだ鑑賞でしたが、「ブリンダーヴァナム」と続けて観たことで、同じ俳優さんたちがたくさんご出演しているため、少し頭が混乱しました(苦笑)。いや、ええんですけどね! もはや仲のいい友達が出てきてくれたような安心感、ハンパないし!
最初からわかっていましたけれども、10年前の、いまより少しお若いラーム・チャランさんの顔面が美しすぎて強すぎて、しばしばアップになる目元の涼しさと、あのなっがーい睫毛で旋風が巻き起こってるぅ! 気をつけて浴びないと、ほんま吹き飛ばされそう~!(あくまでも私個人の感想です・笑)
ストーリーは二転、三転するとても凝った脚本でとても見ごたえがありましたが、それだけにあまりたくさんご紹介できない! どうしよう!(笑)
なんとかネタバレを踏まないように気を付けてお話ししようかと思います~。
まず冒頭。
インドはアーンドラ・プラデーシュ州のバイザーグ。
青年サティヤは、恋人のディープティとふたり、街中で悪漢たちに追われていました。というのも、あまりにも美しい女性であるディープティ(カージャル・アルグワールさん)が、地元のギャングのボス、ヴィール・バーイに目をつけられ、「自分のものになれ」と脅されていたからです。
冒頭、このサティヤはアッル・アルジュンさんが演じておられるのですが、サティヤはめっちゃ強くて、追ってきたギャングたちを次々に倒して逃げたのでした。
あ、そうそう、アッル・アルジュンさんと言えば、すでにご紹介した「プシュパ 覚醒」で主役を演じた方ですよね! チャランさんとも親戚関係、従兄弟にあたる方です。すごいなあ……。
あはは、脱線すみません。ストーリーに戻ります。
そんなわけで何とかその場は逃げきったふたり。ところがさらに遠くへ逃げようと、ディープティと乗り込んだ夜行バスの中で、再び大勢のギャングに襲われてしまいます。
今度はディープティが人質に取られてしまい、そのまま殺されてしまうのでした……。
ギャングたちはサティヤも半死半生の状態にしてバスに放火。瀕死の重傷を負ったサティヤを、天才外科医の女性が救ってくれるのでしたが、その十か月後、ぐるぐるまきの包帯を外して見せられた鏡の中には、見慣れない超美形な男の顔が!
そう、もちろんここから主役がチャランさんに交代するわけですねっ!
このあたり、手塚治虫先生のあの有名マンガ「ブラック・ジャック」を彷彿とさせられます。
病院を抜け出し、最愛の恋人を殺した奴らへの復讐を誓うサティヤでしたが……。
というわけで、いわゆる「復讐劇」なのかな~と思って見ていましたら、後半で思わぬどんでん返しとストーリー展開が待っているのです……! こ~れはね、スゴイですよ。
このオドロキの伏線回収を見せられたら、「もう一回観たい!」となること請け合い!
もちろん華麗なチャランさんの美貌とアクションとダンスは満載ですし、目を離すスキなんかどこにもない!
ぜひぜひ、まだのかたはご覧いただけたらな~と思います。
ではでは、ドスティ!




