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42 「ヴィクラムとヴェーダ」ヒンディー語版

 

 こんにちは。

 ということで、予告どおり今日はリメイクされたヒンディー語版を!

 まずは一応、いつものようにデータを置いておきますね。


 〇「ヴィクラムとヴェーダ」(原題「VIKRAM VEDHA」)

 2022年製作

 プシュカル&ガーヤトリ監督・脚本作品

 インド・ヒンディー語 157分

 サイフ・アリー・カーン、リティク・ローシャン 主演


 実は私も調べてみるまで知らなかったのですが、こちらはタミル語版の監督・脚本であるプシュカルさんとガーヤトリさんが同じように務めてらっしゃったのですね! なるほど! 知ってみていろいろと納得ですわ。


 今回はあの「塚口サンサン劇場」さまのご英断(!)により、タミル語版とヒンディー語版をほぼ同時期にみることができましたが、ストーリーはまったく同じものです。タミル版では話として紹介されただけのエピソードが、一瞬だけとはいえ実際の映像として挟み込まれましたが、大きな違いといったらそのぐらいかな?

 どこにも大きな改変がなかったのは、監督・脚本が同じ方々だったからなのですね! これなら変な勝手な改変もされないですし、もと作品のファンのかたにも安心して観られるというものです。


 ……ほんで。

 ここで、何がなんでも声を大にして言わねばならないことがあるッッ!

 それは……それは──


 リティク・ローシャンをヴェーダにキャスティングした人、天才ッッ!


 これです。

 もと作品でのヴィジャイ・セードゥパティさんがとてもよかったことはすでに申し上げたとおりですけども、リティクさんをヴェーダに起用するってそれ……ズルすぎん??? ってなる。

 リティクさんが演じると、ヴェーダの「二枚目度」が爆あがりしちゃうやないですか……。


 普段のセリフをしゃべってるところはもちろんのこと、例の悪党チームな男性陣でいっぱいのダンスシーンの華やかさがもう段違い!

 リティクさんはあちらで「生きた彫刻」とまで描写されているそうなんですが、そこまで呼ばれるほどの美しいお顔と肉体をお持ち。「バンバン!」ですでに証明された通り、ダンスの技術も本当に素晴らしい。

 今作でのダンスは、「バンバン!」でのような女性に向けて男性としての自分をアピールするようなタイプのものではないのですが、それでも隠しきれない美と色気がっ……! もうすごい!

 とはいえ今回のヒンディー語版では、このダンスシーンにある程度、美しい女性たちが加わっていることは申し添えておきます。さらに華麗になっちゃった~。


 タミル版でもあったのですが、ヴェーダが警察に追われて貧民街の建物の屋上を渡り歩いて逃げようとするシーン。

 このシーンでは、リティクさんの足の長さと華麗な体の使い方が際立っていたように思いました。ひょい、ひょいと長い足で建物の屋上から屋上を飛び回り、ぴょんと地面におりてくる~! まるで踊っているかのよう。さすがは天才ダンサー。


 あ、そうそう。

 タミル版では背景となる町がタミル・ナードゥ州チェンナイだったわけですが、今回のヒンディー版ではウッタル・プラデーシュ州ラクナウとカーンプルに変更されているそうです。なるほど~。


 というわけでもうぜひぜひ、こちらもタミル版とあわせて観てほしい作品です。

 インド映画、ほんと奥深くて楽しいですなあ。

 ではでは、ドスティ!


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