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36 「サルカール 1票の革命」

 

 はいこんにちは。

 こちらエッセイは久しぶりな気がする……。

 ほかの映画は色々みてたんですが(「ゲ謎」とかね……苦笑)インド映画はちょっと間が空いてしまいましたね、すみません! 今後はしばらく続けて観られるかなと思ってますので! おもに塚口サンサン劇場さまのおかげですが!(笑)

 は~観たかったあの映画この映画、また上映してくださるみたいなんでめっちゃ楽しみですわ~。


 ということで、今回ご紹介する映画はこちら。

「サルカール 1票の革命」。

 2018年製作、162分。

 A・R・ムルガダース監督作品。


 主演はあの「マスター 先生がくる!」でもご紹介したタミルの宝、『大将(タラパティ)』ヴィジャイさん!

 今作でヴィジャイさんが演じるのは、アメリカの大企業でCEOとなり、大富豪となった世界的に有名な青年・スンダル。

 故郷であるインドはタミルナードゥ州の州議会選挙のために一時帰国し、いざ投票を……と思ったら、なんと他人が勝手に自分になりすまして投票をしてしまっていた!

 実はインドではこうした投票時の不正が横行しており、貧しい人たちが生活に困って自分の一票を悪どい政治家たちに金で売るということが頻発しているそうで。


 自分の権利を行使するため、スンダルは高額で弁護士を雇い、司法に訴えて自分の一票の権利を守るのでしたが……。

 既得権益を手放したくない大物政治家たちとその党員は、おおやけにはできない汚い手段を使ってあれやこれやとスンダルの邪魔をしてきます。実際、かれらの悪事を暴こうとした若者たちは、ここに至るまでに何人もかれらの手にかかって命を落としていました。

 義憤にかられ、ついに立ち上がるスンダル。

 貧しく力もない民衆のため、自分も実は貧しい家庭に生まれて苦労したのだというルーツをさらし、立候補することを決意し、賛同してくれる人々を次々に味方につけて短期間のうちに勢力を拡大していくのでした……。


 とまあ、非常にリアリティのある社会派の作品ではあるのですが、そこはヴィジャイさんです。とにかくカッコいいし、歌と踊りもしっかりあって、楽しめる部分はしっかり楽しめる!

 ヴィジャイさんは最近、実際にインドで政治活動を始められたということで、なにかフィクションとリアルとが交錯しちゃうかなと心配にもなったのですが、こちらは作品として素直に楽しめるし、スンダルを応援したくなる物語でした。

 やっぱり、虐げられる民衆を気の毒に思うときのヴィジャイさんの表情に打たれますよね……。これは「マスター」のときもそうでしたけども。

 私もあっちこっち涙しちゃいました……よかった……。


 こちらも本当によい作品なので、よろしかったらご覧くださいね。

 ドスティ!


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