34 20ウン回目のRRR!
はいこんにちは。
今回は、すでに20ウン回目となった「RRR」鑑賞について。
実はつい最近、地元の映画館である「キノシネマ神戸国際」さんが、とうとう「12月7日で『RRR』の上映を終了します」と告知を出されましてね。
思えば昨年10月から、ずーっと上映をつづけてくださった貴重な地元の映画館さんで。
私も、家族を連れて何度も行きましたし、そのほかのインド映画「K.G.F.」や「ブラフマーストラ」「RRR 日本語吹替え版」など、いろいろと見せていただいておりまして。
「これはもう、絶対に見納めにうかがわねば!」と思い、昨日いきなり仕事帰りにいって参りました。
もう何回目とかは数えてないんでわかんないのですが、それでもやっぱり「いいものはいい!」と思える映画ですね。
冒頭、主人公ラーマとビームが出会いを果たし、空中で腕を握り合って「RRR」のタイトルが出た瞬間にもうぶわわっと涙が出てしまって困りました。
これは先日の「塚口サンサン劇場」さんでも同様の感動を覚えましたけども!
ほんで。
今回、初めて気づいたことがあってですね。
チャランさん演じるラーマの子ども時代のさらに少し昔の話として、ラーマのお父さんが英国警察に所属していたとき、反逆罪だというので警察にむごたらしく処刑される村長さんがおられるんですけども。
今回、その方のお名前が「レッディ」と呼ばれているのに気づきまして。
「レッディ」!
レッディと言えば、ここしばらくで見せていただいたあの「熱風!! 南インド映画の世界」というイベントで上映されていた作品のひとつ「サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者」の主役の名前やないですか~!
ナラシムハー・レッディは、英国の植民地支配による圧制に対して反逆の狼煙をあげた最初の英雄と言われる人。
となれば、英国に対して反抗的な村の村長さんと、もしかしたら遠い血のつながりとか……そういうことをラージャマウリ監督が考えていたとしてもおかしくないなあ、なんて。
とはいえ「レッディ」というお名前自体はそんなに珍しくない(「サイラー」の監督さんもそのお名前だったし)みたいなので、違うんかもしれませんが(苦笑)。
わたしの貧弱な知識ではさっぱりわからんです。どなたが豊富な知識のあるひと、教えてくださいっ!
てなわけで、例によって帰る時間がまためっちゃ遅くなってしまいましたが、ほくほく嬉しい気持ちで映画館をあとにしました。
見終わったほかのお客さんたちからは「ムダがない……」というお声が聞こえてちょっとにんまり。「長くなかった」というお声も。
そう、3時間あっても長いと感じない、それが「RRR」ですよねっ!
あ、それで思い出した。
ついに関西で唯一、「RRR」上映館の最後の砦となってしまった「塚口サンサン劇場」さんでは、ただいま2週間限定で「フライング・ジャット」というコメディ調ヒーロー映画を上映されているらしく。
なんかとっても面白そうなので気になって調べていたら、二時間半ぐらいの映画。
「ああ。なんや、短いやん」とダンナと二人でうなずきあい、二人してハッとなった。
「……いや、すっかり毒されとる」
「洗脳されとる!(笑)」って。
基本的に3時間ぐらいあるインド映画の長さに、もはやふつーに慣らされてきとる!
ま、楽しいから別にええねんけど。
ということで、「フライング・ジャット」もまた観られたらご報告したいなと思います~。
ドスティ!