114 「シンハードリ」
はいこんにちは。
今回はこちらの映画。
というか、やっとやっと観に行けましたよ~!
本当は先週から塚口サンサン劇場さまで上映してくださっていたのですが、なかなか都合があいませんで行けず。そうこうするうち、パンフレットも売り切れになっていまして(泣)。
というわけで、あまりデータは詳しくないと思いますが一応いってみますね。
○「シンハードリ」(原題または英題:「Simhadri」)
2003年
監督:S・S・ラージャマウリ
出演:NTR・Jr / ブーミカー・チャーウラー / アンキター・ジャベーリー / ムケーシュ・リシ / ナーサル ほか
インド テルグ語 161分 G
はい、もうお分かりですね?
そうです! こちらの映画は「RRR」で主役ふたりのうち一人を演じたタラクさんの昔の映画。しかも監督が同じラージャマウリ監督!
これはもう、観るしかないじゃありませんかあ!
製作年をご覧いただければお分かりの通り、こちらは少し古い映画。
なんと22年も前!? あらためてびっくりです。
やっぱりね、なんと言ってもタラクさんが若い! お顔まんまるで赤ちゃんみたいでめっちゃ可愛いのです。
それでいて、ダンスはキレッキレ!
ということで少しだけストーリーをご紹介。
舞台はアーンドラ・プラデーシュ州のバイザーグ。
孤児の少年シンハードリは、とあることで命がけで名家の当主ヴァルマの命を救い、引き取られて育てられることに。
シンハードリはそれから12年、その恩に報いるために誠実にヴァルマに仕えて育っていきました。もちろん、成長したシンハードリを演じるのはタラクさんです!
ところでこの一家、かつて長女がとある男と駆け落ちをして遠くの町に行ってしまい、そのまま何十年も音信不通になっています。そのことに関して家族は心を痛めていたのですが、どうやらシンハードリはその件について何かを知っている様子……。とある事情があって、その秘密を明かすことができなかったのです。
さらにシンハードリには、精神的な病気になっている女性インドゥを郊外の療養施設にいれ、その金銭的な世話をしているのですが、そのことも家族には言えません。
名家一族の娘から熱烈に好意を寄せられているシンハードリですが、インドゥのことも絶対に見捨てられないし放っておけない、そこには重大な事情が隠されていたのでした。
いったい12年の間になにがあったのか??? その謎は次第に明らかになってゆき……。
もちろん、いつものように楽しい歌と踊り、さらにタラクさんのキレのある激しいアクションも満載!
今回もいわゆるギャングが出てきて、それはもうタラクさんによってギッタンギッタンに……(笑)。
楽しく見ながらも、「少しでも救える人がいるのなら、自分が殺されたとしてもかまわない」(意訳です)という名家の主の信念を心に刻んで生き抜いていくシンハードリを熱く応援せずにはいられないストーリーでした。
機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ~。
ではでは、ドスティ!




