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日常で世界を変える(小野田編)  作者: mei


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1月1日 アンテナ

 新たな1年が始まろうとしていたが、そんな感覚はなかった。昨日と変わりなく続いていく。それが、当たり前の日常だ。私は、これからの不安を考えずに気になることだけ考えていこうと。そうすれば、私は嫌なことと向き合うわなくて済むんじゃないのか?


 ー12月26日ー


 美桜「飲み物決まった?」

 私 「うーん。どうしよっかなぁ」


 メニュー表を見ることにした。横では、尚也と優斗が何やら話をしている。時折、笑顔で話している二人が見えてどこかホッとする。


 美桜「那奈、今、駅着いたってきたよ」

 私 「じゃあ、あと10分くらいだね」


 さっきの道だったらそれくらいあれば着きそうだ。


 美桜「うん。深雪は、飲み物どうする?」

 私 「了解」

 美桜「了解って何なのよ」


 メニュー表を見ながら、再び考えた。何がいいのかな?ここのオススメ的なミックスジュースが気になっていた。


 私 「那奈が来る前に注文するの?」

 美桜「どうしようかなって」

 私 「今から10分ぐらいだし、待てない時間でもないよね」

 美桜「そうなのよ」


 美桜は、みんなの飲み物を一通り聞いて、少しの間だけ待つことにしたようだった。


 私 「美桜って、那奈と仲良いの?」

 美桜「どうだろうね?」

 私 「ん?」


 美桜が何を伝えたいのかはわからなかった。


 美桜「仲悪いわけじゃないけど、常に一緒って感じでもないよ」

 私 「そうなんだ」

 美桜「那奈には、他に仲良い人がいるんだ」

 私 「他に?」


 私の知らない人だろうか?正直長野にいたのは、ずいぶんと前のことだし、一緒にいても覚えていない人も多いはず。


 美桜「那奈は、クラスでは中心的な存在なの」

 私 「中心は、BIG3の人じゃないの?」


 たしか、前美桜が言っていた。


 美桜「それも、そうだけどもっと親しみやすいというか。那奈は、クラスの一人一人をつないでくれるの」


 いかに那奈の存在が大きいかを気づかされた瞬間だった。


 私 「そんな感じなんだ、那奈って」

 美桜「そうなの。昔は、そんな感じじゃなかったの?」

 私 「あんまり覚えてないけど、意外だなと思う」


 美桜は、BIG3にも那奈にも囲まれて大変だな。だから、常にアンテナはってるのかな?前から思っていた。美桜は、常に気をはりながら生活していてしんどそうだと。チャンスがあれば聞いてみようかな?

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