12月27日 懐かしい
昨日の飲み会は、本当に楽しかった。まさかまさかの連続で自分が思っている以上の連続だった。二日目の今日は、美桜の自宅から。どうやら、美桜は、もういなくなっているみたいだ。どこか出ているのだろうか?私は、ベットの近くにあるスマホをとり、美桜から連絡が入っていないか確認をする。やっぱり、連絡がきてないか、、、、、、、。
ー12月26日ー
私は、ゆっくりと階段から降りていく。そこには、懐かしき顔がある。"世田優斗"久しぶりだな。向こうは、ただ私を見ることしかできない。なんかかたまってるな。そういうところが、昔と変わっておらず可愛かった。一番のりで声をかけよう。一緒に来た尚也は、コンビニに寄っている。
私 「どうしたの?」
優斗「いや、、、。懐かしいなっと思って」
あの頃と比べると、背が大きくなった。目つきも大人になった。
私 「そう?私、一発でわかったのすごくない?」
優斗「昔と変わってないからわかりやすいんじゃないの?」
私「そうかな?」
わかりやすいというのは事実。ただ、容姿だけで判断はしたくない。
優斗「そうだよ。陰キャのままだから、俺は」
私 「そんなに悲観的じゃなくても」
陰キャか陽キャかはそんなに重要ではない。そういうカテゴライズは好きではなかった。
優斗「なんか、昔と変わった?」
私 「変わった風に見える?」
優斗「見える、見える」
そうなんだ。私もこっちにいない内に変わってるんだ。
私 「どの辺が変わってる?」
なんて言うか迷っているようだった。
優斗「見た目かな」
私 「ハハハハ。それは、化粧もするからじゃない?」
まさか、顔を変わったなんて言われるなんてな。優斗らしい表現だった。
優斗「なんかそういうのじゃないんだけどな」
私 「んー。そっかぁ。昔、ずっと本読んでたけど今でも読んでるの?」
優斗「読んでるよ」
やっぱりそうなんだ。昔から変わらないものってやっぱりいいな。
私「私、昔、優斗くんに薦められた本、まだ持ってるよ」
優斗は首をかしげていた。
優斗「えー、そんなのあったけ?」
私 「あったよ。覚えてないの?」
なんだっけな、あの本?私は思い出した。
優斗「まったく」
私 「たしか、『スター』っていう本だよ」
優斗は、思い出したみたいだった。




