表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/76

10月25日 歳内菜緒

 そろそろ近づく、実家の帰省に迷っていた。どうせ行くなら思い切って、向こうにいる宮城に連絡してみることにした。勢いのまま、スマホをとり、「27日に何してる?」とうちこみ、送信をした。


 ー10月20日ー


 私は、近づいたそのままの勢いで話しかけた。


 私 「あの、、、」


 上手く口が回らない。でも、少し声を出したから、遠山は、後ろをふりかえった。


 遠山「ん?」

 私 「遠山さんで間違いないですか?」


 思い切って名前を聞いた。他の男の子2人は、後ろの方でストラップを見ていた。


 遠山「はい。どちらさんですか?」

 私 「光宝高校3年の小野田です」

 遠山「どこかで会いましたか?」


 最も聞かれたら、困る質問をされた。


 私 「いえ、実は、友だちから遠山さんのこと聞いてまして」

 遠山「そうなんだ。それって、誰?」

 私 「‥‥‥」


 私は、口籠もってしまった。すると、後ろから、男の子2人がやってきた。


 男の子「歳内じゃね?」


 "歳内"という名前が聞こえた。


 遠山 「あぁ。そっかぁ」

 

 私は、翆の名前を出すことはできなかった。仕方なく、名前を借りることにした。


 私 「そうです。歳内さんです」

 遠山「知り合いなんだ」

 私 「はい」


 どこの誰かわからない人のことを言うのは申し訳ない。


 遠山「今日は、何しに来たの?」

 私 「ここ来るの初めてで、ブラブラしてます」

 遠山「もしよかったら、この後、スポーツしに行くけど、一緒にくる?」


 思いもよらなかった一言が来ただけに驚いた。というか、スポーツって何?


 私 「友だちも来てるんでいいですか?」

 遠山「いいよ。じゃあ、後で待ち合わせする?」

 私 「お願いします」

 遠山「じゃあ、、、」


 時計をチラリと見て、私に話しかけた。


 遠山「19時に、ここの5階これる?」

 私 「わかりました」

 遠山「俺たち、先に行っとくね」

 私 「あっ、はい」


 そう言って、遠山を含めた男の子3人は、店内から出て行った。慌てて、翆がやってきた。


 翆 「もう、何してんのよ」

 私 「今から、遊ぶことになったから一緒に来てね」

 翆 「はー、何それ。聞いてないし」

 私 「だって、今言ったから」


 私たちは、ここから怒涛の展開になることをまだ知らなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ