12月24日 如月帝
翠と遊びながら思った。そう言えば、たしかもうすぐだよな。長野に行くの。私は、園田に連絡しないといけないことに気がついた。
ー12月21日ー
歳内「まだ、時間あるの?」
私 「うん。どうしたの?」
どこかに行こうとしているのか?
歳内「もしよかったら、私たちの友だちに会っていく?」
私 「どういうこと?」
友だちってなに?
歳内「小野田さんに会いたいっていう男子いるから」
私 「はぁ?」
何を言ってるよだろうか?
歳内「今、付き合ってないんでしょ?」
私 「うん」
相変わらず失礼な奴だな。
歳内「じゃあ、いいじゃない」
私 「私、男探しに来たわけじゃないから」
歳内「ハハハハ。そりゃあ、そうだね」
ヘラヘラ笑っているけど、何を言いたいんだろうか?
私 「ほんとにいるの?」
歳内「いるよ。時間あるんだったら行こうよ」
私 「いいけど、どんな人?」
歳内の後ろをゆっくり歩いていく。
歳内「野球部だよ」
私 「出た、野球部」
野球部は、あんまりいいイメージがない。
歳内「野球部好きなの?」
私 「好きじゃないよ」
ハッキリと言い切った。
歳内「なんで?」
私 「野球部なんてアホばっかりだからね」
頭の中には、遠山の顔が浮かんだ。
歳内「ハハハハ。言うねぇー」
私 「なんていう奴なの?」
本当に待っているのか気になった。
歳内「如月ってヤツ」
私 「なんか凄い苗字」
聞かなければよかった。私はそう思ってしまう。
歳内「すごいよね。名前は"みこと"だよ?」
私 「きさらぎみこと?」
歳内「うん」
凄い名前。野球上手そうだ。
私 「なんかギラギラしてそうね」
歳内「凄いよ」
私 「絶対合わないやつじゃない」
歳内「あっ、あそこだよ」
歳内が指差したその先には、2人の男子がいた。
私 「あの人?」
歳内「そうそう、二人とも野球部なんだよ」
私 「へぇー」
歳内「右側がバッターの如月、左側がピッチャーの園田」
二人とまで野球部のオーラがめちゃくちゃ出ている様に感じた。
歳内「早く声をかけに行こうよ」
私 「えぇー」
なんか近くに来るとビビってしまっていた。歳内は、手を挙げ二人に声をかけたのだった。




