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日常で世界を変える(小野田編)  作者: mei


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12月21日 展示会

 結局来てしまった。ここに。ここは、どこかのクラスだろうな。みんなが心をこめて作った作品が、一つ一つ机の上に飾られている。どれも綺麗だ。彩り豊かな絵画、緻密な工芸品、繊細な陶芸作品が、訪れた私たちを魅了する。教室全体が生徒たちかま作り上げた情熱に包まれ、異様な空気になっていた。作品を展示している生徒たちは、自身の才能を思い切り発揮し、自信に満ちた姿勢だった。私たち以外も訪れた人々は、彼らの努力と情熱を称え、大きな拍手と感動の言葉を贈ってくれていた。この展示会は、ただ作品を披露するだけではなかった。この中でいくつかの賞を決めるらしい。それに選ばれたら、全国大会にも出品される。こんな展示会にも、燃える生徒たちはたくさんいた。学校としては、それを学校は、また、普段関わらないであろう生徒たにも来ていた。今のままだと厳しい。彼らは自らの限界に挑戦し、新たな可能性を見いだしていくのだった。


 私 「凄いね、ここ」

 歳内「そう?」


 全くそんなことはないと考えていないと思える。


 私 「うん。こんなとこ見たことない」

 歳内「そんな風には思えなかった」


 とてと綺麗な室内の中に、私たちは、どうしても知りたい。なぜ、こんなに文句を言うのか?


 私 「でも、やっぱり私立ということもあって全部の施設が整ってるよ」

 歳内「私は、毎日がこれだからあんまりわかんないけど」

 私 「だよね」


 毎日がこれかぁ。逆にすごいけどな。


 歳内「そう言えば、深雪は誰が好きなの?」 

 私 「急に恋愛?」


 まさかの展開だった。


 歳内「うん。私が付き合ってる人は、知ってるんでしょ?」

 私 「うん。遠山くんでしょ?」

 歳内「そうそう」

  

 遠山。彼は、本当に凄いけど普通の会社員は向いていない。私たちは、これらの作品だけでなく躍動感あふれるダンスパフォーマンスが繰り広げられようとしていふのだ。生徒たちは音楽に合わせて身体を動かし、感情を込めた演技。こんなの演技に騙されるだろうか?観客たちは息を呑み、魂が揺さぶられるようなパフォーマンスに酔いしれる。さらに別のコーナーでは、生徒たちが自身の作詞作曲した楽曲を披露すら場面もあるらしい。全てを見るには、もってこいの場所らしい。でも、どの作品がナンバー1になるか。それは、本当に知りたかった。どこからかギターの音色が響き渡っていくようだった。

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