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日常で世界を変える(小野田編)  作者: mei


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12月14日 映画

 大学に受かれば、私は一人暮らしをするのだろうか?そんなことすらわからなかった。翆のために声をかけた。


 私 「今日も寒いね」

 翆 「そうね」


 こんなところにずっといると風邪をひく。早く中に入りたいが待ち合わせ場所がここなだけに何とも言えなかった。待ち合わせより10分早く来てほしいという翆の要望を聞いたことに後悔していた。


 私 「緊張してるの?」

 翆 「そりゃあね。何話したらいいか」


 そんなに緊張するものなのか?私は全然わからない。人を本気で好きになったことが少ない私ならではなの感想なのか。


 私 「せっかく時間とったのに。ちゃんとしてよね」

 翆 「まぁ、来たら話すよ。ちゃんと」


 正直、私には関係ない。今日も翆の付き添いで来ているんだから。どうなろうと、私には全く関係がないのだ。


 私 「私は、誰と話そっかなー」

 翆 「長内くんと盛山くん」


 そんな話が盛り上がるイメージがない。あの中だと、やっぱり遠山くんが1番話しやすいし、面白い。


 私 「どっちも知らないんだけど」

 翆 「そうなの?」

 私 「うん」


 本来なら、私も遠山くんと話をしたかった。けど、遠山くんは翆のモノだから簡単に手出しはできない。正確に言えば、翆ではなく歳内のモノだろうけど。


 翆 「遠山くんが仲良くしてるうちの一人らしいよ」

 私 「まぁ、一緒いるからそうでしょ」

 翆 「そうだけどさ」


 少しつまらなそうな表情をしていた。


 私 「ところで、今日何すんの?」

 翆 「今日は、映画見に行くよ」

 私 「映画なんだ、、、、」


 まさか映画だとは思わなかった。別に映画が嫌いというわけではないけど、なんで5人集まって映画なのかは少し疑問だった。


 翆 「嫌だった?」

 私 「別に嫌じゃないけど」


 もう、これ以上は言っても仕方がないと思った。


 翆 「なんか他にしたそうなのあるけど」

 私 「そんなことないよ」


 これが精一杯の返事だった。すると、目の前から男の子3人組がやってきた。あれだ、きっと。


 私 「翆、来たよ!」

 翆 「あっ、、、、、」


 さっきより、さらに緊張している。気持ちは理解できるけど、今さら緊張しても仕方がない。もっとリラックスすればいいのに。


 私 「いくよ、翆」

 翆 「ちょっと待ってよ」


 翆を置いていくように私は歩き出した。

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