12月5日 メッセージ
私 「昨日、会ったよ」
翆 「誰に?」
私 「歳内」
翆は、ポカンとしていた。そして、すぐに口を開いた。
翆 「歳内って、遠山くんの付き合っている人?」
私 「そうそう」
翠は、彼女のことをどう思うだろうか?
翆 「えー。凄いね。どんな人だった?」
私 「うーん。なんか掴みどころがない感じの人かな?」
翆は、少し口を尖らせた。
翆 「なにそれ、どんな人か気になるな」
私 「でしょ?」
翆を煽ってみた。
翆 「でも、性格わかってもね」
私 「じゃあ、今度私が会わせたらいいじゃない?」
翆 「そんなに会いたいわけじゃないから」
キッパリと断った。まぁ、翆からしたら会うメリットはない。
私 「でも、遠山くんに会えるかもしれないじゃない」
翆 「別に会っても付き合いたいわけじゃないから」
意外な答えだった。てっきり付き合いたいのかと思っていた。
私 「ふーん。まぁ、翆がそれでいいんだったらいいけど」
翆 「いいよ、別に」
嫉妬しているようにも感じた。
私 「じゃあ、私が遠山くんと会いに行こうかな?」
翆 「えー。なんでよ?」
そこは気になるのか?
私 「だって、会う気ないんでしょ?」
翆 「会う気ないわけじゃないけど」
否定してこない。翆は、ツンデレの部分がある。
私 「翆って、連絡先あるの?」
翆 「うん。この前交換したよ」
ここで、さらに煽ってみることにした。
私 「じゃあ、送りなよ」
翆 「嫌だって」
なかなか受け入れてくれない。
私 「じゃあ、私送るよー」
翆 「私も付いていく」
ここまで言うなら、すぐに会いたいと言えばいいのに。まぁ、こういうのが翆の可愛いところなんだけど。
私 「何よそれ」
翆 「なんでもいいの」
早く違う話題に行ってほしいみたいだった。
私 「じゃあ、私から遠山くんに連絡いれるよ」
翆 「ホント?」
この言葉の意味は、どういう意味だろうか?
私 「うん。この前みたいに遊べたらいいね」
翆 「そうね。遊ぶしかないね」
私 「じゃあ、今送るよ」
スマホを取り出した。
翆 「今、送るの?」
私 「当たり前じゃん。今、送らなかったらいつ送るのよ?
翆 「まぁ、そうだけど」
遠山の連絡先を開き、メッセージを送り始めた。




