11月27日 高校生
ようやく体調も落ち着いた私は、ベットの窓から外を眺めていた。窓から差し込む日差しを浴びながら、私は、高校生を見ていた。おそらく、彼女の香りは、とてもいいんだろうな。その子の部屋中に匂いが充満しているんだと勝手に思っていた。彼女の柔らかな髪が美しい緩やかなカールを描いており、後ろ姿だけでも美人であることがなんとなくわかった。
後ろからだったから、顔まではわからなかったが、彼女の鼻の下には微かな笑みが浮かんでいるように見えた。彼女の身体に目を向けると、理想的な女性のような曲線美が目立つ体つきをしている。女性の私も、なぜか覗き込んでしまうようなセクシーな体だ。その美しい体は、制服姿で覆われ、より繊細な美しさを引き立てていた。
すると、さっきの彼女を追うように後ろからやってくる。同学年の友だちだろうか。彼女の顔には、あたかも美しい夢を見ているような穏やかな表情が浮かび上がっている。友だちに会えるだけでこんなに喜んでもらえるなら彼女も幸せだろう。この幸せな瞬間のためにここにいることに、深い感謝の念を感じることになると思う。私は、二人の様子を見ているととてと微笑ましくなってくる。こんなにゆっくりできるのは、おそらく3年生ではないと思う。
私は、このベットをただの寝床として使用していなかった。嬉しかったことや嫌なことなどすべての日々のストレスから逃げるための所として考えていた。私は大きく息を吐き、自分自身に言い聞かせた。「もっと楽しもう」。私は、これからのことを考えると不安や悩みから抜け出せない。私は、ゆっくり息を吸いながら、静かな心を取り戻すことにした。この短い時間で、私は変われるだろうか?私は自分自身がどんな人間であるかよくわからなくなる。それでも、自分は自分であると。私はこれからもこのベットで、いろんなことを考えていく。そして、もっと前に進みたい。自分自身を大切にし、幸福に生きていくことを誓った私は、窓から天井に目のやりどころを変えた。
私は、ゆっくりと目を開け、太陽に照らされたベットの上で微笑んだ。早く美桜に会いたいなと。何年も前に引っ越した彼女との記憶が蘇り、私は人生を振り返った。美桜は、私のことをとても大事にしてくれる。だから、私も生涯にわたり、美桜を大事にして何かよくないことから守り抜きたいと思っていた。私は、美桜のことを思い出したあと、ゆっけり起き上がった。




