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日常で世界を変える(小野田編)  作者: mei


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11月26日 体調不良2

 朝の光が強く差し込み、目を覚ました私は、ゆっくりと起き上がった。学校に行かない朝は、やはり特別だった。高校生活も残り4ヶ月ほどだから、ホントは学校も行った方がいいんだろう。けど、私の中で行きたいという気持ちがあまりわかなかった。とりあえず、体調が回復するまで待つことにした。

 一方で、将来のことも未定のままだった。もう、12月になるしこのままでは本当にヤバい気もしていた。しかし、これもやる気が出ない。なんで、こんなに私の人生はモチベーションが下がってしまうのだろうか。私は、自分の部屋を見渡し、どこか生活空間が違和感に満ちているような気がしたのだった。もしかしたら、最近、誰が入ったのだろうか?

 部屋の中は、一見何も変わっていないように見える。けど、お母さんやお父さんなら入っていてもおかしくない。特に、昨日は、ほとんど寝こんでしまっていたのだから。どこか不穏な空気を感じた部屋だったが、マンション自体は、最近建てられたものでとても綺麗だった。このマンションは、たるてま私たとをを包み込んでくているように感じたのだった。

 私は、誰もいないキッチンに向かった。もう、お母さんやお父さんは仕事に行ったんだろう。あまり、二人に深入りしないと決めていた。二人と話すと、いつも結論がでないままで終わるからだ。ある意味、自分で決めることができた。しかし、それは、私にとって大変でもあった。キッチンの窓から入る光が、不思議な不気味さを感じさせる。私は、冷蔵庫の扉を開けると、風呂敷で包まれた焼き鮭と昨晩余った冷凍したカレーライスが並んでいるのが見えた。さすがに、朝から鮭やカレーやを食べるほど元気はなかったので、おいしそうな臭いがプンプンと漂っている梅干しを食べることにしたのだった。

 私は、残っていたご飯をレンジで温めようとした。しかし、レンジを開けても動こうとしない。なぜだろうか?時計の針も刻まないみたいだ。ついでにオーブンを確認すると、こちらなら使えるみたいだった。電気が落ちてるわけではないみたいだ。となると、なぜ動かないのだろうか?

 とりあえず、ご飯が食べられないので朝食は諦め、キッチンから出ることにした。再び、自分の部屋に戻った。私は、自分の部屋にあるお菓子でお腹を満たそうとした。こんなんでいいのかとは思ったが、外に行く力もなかった。こんな時、何かがあればなと心の中で助けを求めたのだった。

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