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日常で世界を変える(小野田編)  作者: mei


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11月24日 体

 昨日からの鼻水はまだ続いていた。学校帰りの疲れた足取りで歩く。一歩一歩の足取りがとても重たい。やっぱり、今日は休めばよかったかな?昨日よりは、鼻水は落ち着いたが、体全体のダルさは強くなっていた。歩けど歩けど、全然家に着かない。

 身体の熱はだんだんと上がっていくようで、頭がグラグラするし、胸も痛い。昨日の夜は、家に着いてご飯を食べた。そこから先の記憶がほとんど消え失せていた。私は、それぐらい調子が悪かった。私は、カバンを肩にかけて、前へと進んでいく。昨日、本当は学校終わりに病院に行く予定だったが、あまりのしんどはに向かうことすらできなかった。今日も同じだ。結局、こうなるんだったら、学校すら行かなければよかったととても後悔していたのだった。

 今日は、朝の時点では37度と少し高いくらいだった。私も風邪をひいていると思っていたけど、これは風邪には入らない。そう親に言われてしまったから、渋々家を出たのだった。ちょうど3時間目あたりくらいから、鼻が詰まっていて、頭痛がひどくなってきた。そして、5時間目から保健室に行き、横で寝かせてもらっていたのだ。結局、6時間目まで、私の体調不良が回復することはなかった。

 お母さんから電話があり、もう少し待てば迎えに行くことを告げられたが、そんな余裕はまったくなかった。ようやく家に着いた。家に着いたと同時に、一目散でベットの中に入った。暖かい寝床でゆっくりと眠れると錯覚するほど気をとられていく。ベッドの不思議な力さに私は体がかけていくような気分だった。

 気がつくと、窓にはたくさんの水滴がついていることがわかった。どつやら、外は冷たい雨がたくさん降っているみたいだった。そんな天気の中、私は、布団にくるまりながら、身を置いていた。私は、明日学校に行くのは難しいんじゃないかと考えた。どうせなら、調子が良くなるまで休んだ方がいい。特に、手足のだるさや全身が重い状態だと、このベットからすら出られない状態だった。私は、寝転がりながら、天井を見つめていた。

 ただでさえ暗い気持ちが鬱積した日々なのに、風邪まで加わると、本当に何もしたくなくなる。風邪には苦役がつきものなのだろうか?何もできない私は、自分の身体と感覚が手付かずのように支配されているような感覚だった。これ以上の苦しさは私にとって想像がつかない。熱が、じわじわと伝わっていくと、いつの間にか私は目を閉じていた。

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