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日常で世界を変える(小野田編)  作者: mei


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11月10日 林友紀

 彼女の名前は、林友紀。初めて会った時から、自分に合う気がしていた。美桜、那奈、楓の3人とも異なるタイプだった。場を明るくしてくれるという点では、那奈に似ているのかもしれないが、好き嫌いがはっきりしている。だから、嫌いな人とはほとんど絡まないらしい。そういう点では、美桜に似ているのかもしれない。

 彼女と会うのは、初めてだ。来てくれる自信はなかったが、二つ返事だった。彼女のことは、美桜が紹介してくれた。メンバーを呼ぶ時、那奈、楓、世田、宝来まではすんなり決まった。しかし、そこからメンバー選考に苦労した。そんな時、美桜は、真っ先に彼女の名前を出してきた。 

 また、彼女の紹介がおもしろかったこともある。美桜は、林ともよくいるらしく面白い話もたくさんあった。私が聞いたの中でおもしろかったのが"台風警報"の話だ。これは、林が高校2年の時のこと。当時、テニス部のキャプテンだった林は、やる気がまったくなかったらしい。そんな中、練習があり本人は困っていた。その時に思いついたのが、テレビの天気予報でみた警報だった。

 彼女は、これだと思い、すぐさま警報が出る地域を調べたらしい。彼女がいた長野には警報は出ない。そうすると、彼女は部活をサボることができない。そこで、彼女は、警報地域に移動したらしい。こんな話、誰が信じるんだろうという気持ちだったが、当時はみんなが信じて心配してくれたらしい。ただ、同じテニス部でよく一緒にいる藤岡だけは、サボりであることを知っていたとか。 

 そんな不思議なエピソードを持ち合わせる彼女に、私はどうしても会ってみたかった。美桜から連絡先を聞き、本人に先に言っといてくれないかと伝えた。本人から、今日の昼頃に連絡がきたのだった。彼女は、自分が思ってた以上に気さくな人だった。美桜が言っていたように、気分で動いてしまう印象を受けた。

 それだけに軽く返事をしたようにも思える。それでも、こうして一緒に入れる時間が作れたことも嬉しいし、どんな人なのかも見てみたい。今日の林で3人目となった。当日、どこで会うのか迷った。東京に来てもらうのは遠すぎる。かといって、おばあちゃんの家しかない長野までいくのもどうかと思う。12月末だから、時間は空けられるはずだろう。そう祈って、私はスマホで遊べる場所を探した。でも、7人くらいで遊べそうな場所はなかなかない。なんなら、いっそのことテーマパークとかの方がいいのかな?私は、頭の中がいっぱいになっていた。

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