週休三日法案

河田総理(仮名)は総裁選の公約通り、国会に『週休三日法案』を提出しました。

会社は土日以外の日にもう一日、社員の休みを必ず設けなければならないという法案です。

河田総理(仮名)曰く、単純に休みを一日増やす事で、心身をリフレッシュする時間が増える為、結果的に労働意欲も増す事に繋がり、会社にとっても業績等はプラスとなり、経済は上向きになるとの事です。

仮に週休三日が会社の人材的に不可能な場合は、雇用を増やす等の対応をすればいいのだと。

そうする事で就職率は上がり、失業率は減っていくのです。

以下、河田総理(仮名)の談話になります。

「私は、この週休三日法案こそが、経済再生の鍵だと考えております。働かない事こそが、経済を良くしていくのです。同僚に迷惑をかけるのではないかとの心配から、有給休暇の権利を中々行使出来ないという、日本人の奥ゆかしさは逆に欠点でもあると私は考えます。だからこそ、法律で休みを増やすという事を、私は提案いたします。この法案を成立させる事で、日本は更なる経済発展が出来ると確信をしております。現在の困難なコロナ禍を乗り越えた先に、必ずや素晴らしい未来が待っていると信じようではないですか」