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1 文字数

 小説において最適な文字数を考察する。


 前提。

 短編、長編など様々な文字数の小説が存在し、その全てにおいて傑作というべき素晴らしい作品が出ている。このことから、本当の意味で最適な文字数というのは存在しないことが理解できる。

 しかし、実際に出版されている小説の多くは文庫本という形で売られ、その文字数は多少の増減はあれど平均10万字程度。そして、この程度の文字数で出された作品は出版社としても都合が良いため、業界では有利である。

 このことより、本考察における最適な文字数は「作者にとって都合のいい文字数」として解釈していく。


 作者にとって都合のいい文字数という定義は曖昧なため、ネット小説1話の最適文字数を求める。


 文庫本1冊の文字数は約10万字であるため、ここでは小説完結までの最適な文字数を10万字とする。

 執筆したい小説の構成を起承転結の四段構成とすると、起承転結それぞれの構成に用いることのできる文字数は2万5千字となる。

 それぞれの構成の中で更に起承転結の四段構成を作ろうとした時、それぞれの構成に用いることのできる文字数は6250字となる。

 更にこの中で起承転結をつけたい場合、一つの構成の文量は1562.5文字。約1500字で起承転結の1部分を書くべきである。


 つまり、1話で起承転結の一部分を書くとするならば、その文字数は1500字程度にすると良いと考えられる。


 また逆算的に考えると、1話の文字数を64倍すれば、完結時の小説全体の文字数を予想できる。


例:

 9000字書いた時、その全てが起承転結で言う「起」だった場合、9000×64=576000より完結時の文字数は約57万字と予想できる。

 57万字は通常の文庫本の5倍以上の文章量であり、仮に人気が出た場合、出版を考えると不利である。

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