3話
さっきのことから混乱するものや無心で口に飯を入れるものさまざまいたがその中で一人あきらかに状態がおかしいやつがいた
「ふふふふ俺はオレはおれはおれなんだよ」
男はそういうといきなり倒れたそして男の周りから黒い煙のようなものがしだいに男の体を包み込むようにして男の回りに集まったからと思うと黒い煙はつぎの瞬間男を飲み込んだ
「ぎゃーーーー」
中から男の悲鳴らしきものが聞こえて来た俺は様子を見にその煙のほうにちかずこうと歩きだそうとしたその瞬間俺の足元ににボトッという音が聞こえた俺は恐る恐る自分の足元を見てみたするとそこには男の右腕らしきものが落ちていた
「きゃーーーー」
女が叫びながら逃げようとした次の瞬間黒い煙のなかからなにかが伸びてきてきて女をつかみ煙の中に引きずりこんだすると煙の中からバキッボキッというような音やぐちゃなどの音が聞こえてきた
そして煙が徐々に消えていきその煙の中から黒い蟷螂のような化け物が現れた
「お おいなんだよあれは」
すると腕輪からさっきの男の声が消えてきた
『あーあー聞こえてるかな?』
「あぁ聞こえているあれは一体なんだよ?」
『なにかあったのかい?』
「あぁさっきまで一緒に話をきいてたやつが突然様子がおかしくなって」
『ふむ それはおそらく君達の体のなかの魔術回路や動物の遺伝子が暴走したんだろう。』
「魔術回路や動物遺伝子の暴走なんだよそれ!?」
『君達は実験体だといっただろう君達の体には複数の動物の遺伝子や魔術回路などが入れられているからな暴走することもあるさ』
「なんだよそれ俺達は一体なにになっちまったんだ」
『それよりその暴走したやつは誰か襲わなかったか?』
「あ あぁ1人女の人が喰われて今は追われてる」
『それはまずいな』
「なにがまずいんだ」
『喰われたいうことはその女の魔術回路やら動物遺伝子やらまで体内に入ったということだ』
「それの何が不味いんだ?」
俺がそう聞くと男はため息を吐きながら説明をはじめた
「ハァーいいかいバカな君にわかるように簡単に言うぞ」
「あ あぁ」
『まず君達の体が普通じゃないことはわかったかい?』
「あぁ魔術回路やらが入ってるんだろ」
『そうそれを君達それぞれ個体の違う動物遺伝子などをもっているそれをもし他のやつを喰ったらどうなるとおもう?』
「うーんと体内にその遺伝子やらがはいるとかか?」
『そう彼はいま喰われた女の能力をプラスされてる』
「それはつまり?」
『普通の暴走よりも厄介ってところかな下手したら食堂にいる奴ら全員喰われるかもしれないね』
「お 俺はどうすればいいんだ」
『やつを殺すしかないね』
「そ それ以外の方法はないのか?」
『なにをいってるんだい?いったん暴走したら戻せないよ殺すしかないね』
「それでもなにか知らないのか」
『ないよ それともなにかい君はある怪物の腹の中に入りたいのかい?』
「わ わかったやるよでもどうすればいいんだ」
『仕方ない今回だけは協力してあげるよこんなところで実験体全て喰われたら上から怒られるし』
「あぁなるべくはやくたのむ他の奴らがそろそろスタミナギレでやばいんだ」
『よくそれで犠牲者が1人ですんだな』
「あぁなぜだか見た目のわりに動きが遅いんだ」
『おそらく喰ったばかりだからだろう それより言うぞいいか?』
「頼む」
『時間がないから簡単に説明するぞ 君達がつけているその腕輪はだね‥』
「あぁ それでどうやって変えるんだ?」
『今それを言おうとしてるんだろうが急いでるんだろちゃんと聞け!』
「あっ はいすみません‥」
『全くそれでどこまで話したか あぁ形状の変え方だったねそれは君達の意思で変えることができるさぁあとは頑張ってみてくれたまえ』
そういうとプツッという音とともに男の声が切れた
「あの野郎通信切りやがった」
「意思で変えれることはわかった俺はこれにするかな」
俺はそういい目の前に武器をイメージしたすると目の前に漆黒の日本刀が現れた俺はそれを掴んだその瞬間頭にまた過去の記憶らしきものが流れてきた
「うっこの感覚はさっきと同じ思い出したぞこれは確かにおれの刀」
気がついたら目の前にはやつがもうすぐそこまできていたそして次の瞬間俺に向かって襲いかかってきた
「あ 危ない」
「キシャアアー」
怪物に切られたと誰もが思った瞬間怪物がいきなり悲鳴をあげその体が次々にボロボロと崩れ落ちた
「ギシャアアー」
「なるほど多少思い出した」
「お前今なにしたんだよ!?」
「何って切った」
「切ったてお前今やられたようにしか見えなかったぞ!」
「そうなことはどうでもいいこれなにかわかるか?」
「なんなんだそれは?」
「怪物切ったら怪物の中にあったんだよ」
「お疲れ様諸君」
俺達は声がするほうをむくといつからいたのか入り口のほうにあの男が立っていた
「諸君第一階層クリアおめでとう とくにNo.004君は素晴らしい他の奴らは武器の形成だけで精一杯だというのに君は怪物までも倒すとはいやはや想像以上だよ」
「そうなことはどうでもいいがこれはなんだ?」
俺は男に黒い結晶を見せた
「それは魔石さ魔物の体内にある石で魔物の異常なまでの回復力の元でかつ魔物の急所でもある」
(まぁ君の攻撃は魔物の回復力でも回復がまにあわなかったみたいだけどね)
「まぁとりあえずこのあとは休憩だしっかりと休みたまえ」
「おいそれだけかいうことは」
「あぁそうだがなにか?」
「俺達にいうことはないのか?」
「ないね」
「この野郎こんな場所につれてきてあげくの果てにあんな怪物と戦わされるなんて」
「あ そうだいっておかなくてはならないことがあった」
そういうと男は腕をまくりあげたそこにはNo.060とかいてあった
「私も君達とにたようなものだよ」
「なんだと!?」
俺は驚き言葉がでなくなってしまった
「まずほらお迎えがきたよ」
その言葉で俺は入り口を見たするとそこにはウイングが終わるのを待っていたようでちょっとイラついたような感じでそこに立っていた
「おい戻るぞ」
「まてよまだ聞きたいことがあるんだ」
「ったくめんどくさい」
そういうとウイングは一瞬にして俺のしかいから消え俺はそこで意識を失った