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小さな魔女と野良犬騎士 Act.2  作者: 如月雑賀
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第5話 エイダの秘密




 エイダ=ウィンチェスターが泊まっている宿は、西街の富裕層が宿泊する高級宿だ。

 ウィンチェスター家は斜陽であると本人は語っていたが、一晩で庶民の一ヵ月分の食費が飛ぶような宿を用意するなんて、とても余裕の無い人間が行う事ではない。

 最も、これ以上の宿は幾つもあるので、低ランクと言えなくも無いだろうが。


「かざはな亭とは大違い、贅沢なモンだ」


 紳士淑女の怪訝な視線を受けながら、アルトは目的の宿を見上げる。

 日が落ちて夜の帳がすっかり空を覆っているが、魔力灯で照らされた西街の通りはこれでもかというほど明るい。


「ベッドもふかふかなら、ルームサービスも豪華で美味いモンが出てくるんだろうな。いや、羨ましい。一度でいいから俺も、こんな場所でのんびりだらだらと惰眠を貪りたいモンだぜ」


 場違いが否めない場所に居心地の悪さを感じるも、アルトがここにやってきた目的は勿論、依頼主であるエイダ=ウィンチェスターに会う為だ。

 理由は不明だがレムリアの人間もサイモンを追っていた。彼らが昔馴染みで思い出話に浸る為にサイモンを探していたというなら、手違いでしたの一言で済むだろうが、どうも話はそんな簡単に終わりそうに無い。手の甲に刻まれた十字のタトゥーという共通点から考えるに、エイダが彼らの存在を知らなかったとは考え辛い。むしろ知っていて此方に情報を伝えなかった可能性が高いだろう。


 そうなってくると、サイモン=ウィンチェスターという人物の存在自体が疑わしくなる。

 事実を明らかにするには本人を直接問い質すのが一番。ロザリンを置いて一人で来たのは、万が一を想定したのこと。

 時刻は夕食時でもある為、時間に正確な腹の虫が騒ぎ立てる。


「腹減ったなぁ。謝罪とかいらねぇから、詫びとして夕飯の一つも奢ってくれねぇかな」


 くだらないことを呟きながら、腹の虫の鳴き声には無視を決め込み宿の入り口へ足を向ける。

 出入り口に入る直前、腰の剣とベルトを繋ぐ金具を外すと、コートの内側に隠すよう滑り込ませる。そのまま誰に咎められる事無くフロントまで進み、営業スマイルを作っているが此方を警戒する色を滲ませる男性従業員に声をかけた。


「水回りの点検で来たんだけど……話は聞いてるか?」

「水回りの? いや、初耳だが……こんな時間に?」


 従業員が訝しげに眉根を顰める。


「ちゃんとした検査、点検は後日なんだが、事前にざっと見とけってお偉いさんに言われてね。辺りを見て回ってたらこんな時間になっちまった……いや、下っ端は辛いよ」


 言いながらアルトは、身体ごとグルっと回ってフロント全体に視線を巡らせた。


「しかし初めて来たけど、いい宿だなことは。こんな場所でフロントを任されてるってことは、もしかしてアンタ、貴族かどこかの出身かい?」

「い、いや俺は平民だが……そう見えるか?」


 そこそこ裕福な家系の生まれなのだろう。貴族と見間違われて、従業員は満更でも無い顔をする。


「金髪だったら間違いなく貴族そのものだろうな。それで水回りの点検なんだが……」

「ああ、見回るだけなら構わない。くれぐれもお客様方に迷惑はかけないでくれよ」

「はいよ、了解」


 ご機嫌な従業員の許可を貰い、アルトは疑われる事無く宿の奥へと進む。

 中へ入ってしまえば此方のモノ。最上位ランクの宿ならまだしも、見た目が多少、怪しかろうと、フロントで止められなかったのなら、わざわざ声をかけて素性を聞く従業員はいないだろう。

 案の定、すれ違う従業員や身なりの良い客は、小汚い恰好のアルトに訝しげな視線を送るが、咎められる事は無かった。

 階段を昇り宿の最上階である六階へ。

 事前に聞いていた話が事実なら、エイダはここに部屋を取っている筈だ。


「……おっと」


 六階フロアに到着したところで、人の気配を感じアルトは物陰で息を顰める。

 覗き込んだ先の廊下にいたのは、今しがた部屋から出てきたばかりのエイダだった。

 かざはな亭に来た時と同じ、露出の多い扇情的な恰好をしているが、供回りも彼女と今宵を共有できる幸運な男もいないよう。これから食事に出かけるのか、ドアに鍵をかけるとアルトが昇ってきた方とは逆側の階段に向かって歩いて行った。

 声をかけようと口を開きかけるが、声帯を震わせかけた息をゴクッと飲み込む。


「むしろ、好都合か」


 角を曲がってエイダの姿が完全に見えなくなったのを確認してから、アルトは素早く物陰から出て彼女の部屋の前まで進む。

 何を考えているかは別にして、問い詰めたところでエイダが素直に真実を話すとは思えない。貧乏人のアルトを罠に嵌めて得をするとは考え辛いが、暴力以外でエイダを追い詰めるなら物的証拠が必要だ。


「確か、ここら辺に……あった」


 コートのあちこちを弄って、取り出したのは紙の包みで巻かれたガムだ。

 包みを開き口の中に放り込むと、奥歯で念入りに噛み潰す。ほんのりと甘いミント味が無くなった頃合いで、ぺっと手の平の吐き出し唾液に濡れて柔らかくなったガムを、ドアの鍵穴に押し込む。

 すると数秒も立たずガムが陶器のようカチコチになり、それを捻ると僅かな抵抗があっただけでガチャと施錠が外された。

 ガムの硬質化は更に進み表面に罅が入り、次の瞬間には粉々に砕け散ってしまう。


「流石はロザリンの作ったアイテム。万能だな」


 鍵穴に息を吹きかけると、砂より細かい粒子になったガムは跡形もなく消え去った。

 これで証拠隠滅は完了。魔術を使用していたり特殊な仕掛け、ギミックの鍵でなければ、これ一つでどんな鍵でも開けられる。ロザリンが悪用現金だと口を酸っぱくして言っていた理由が、実際に使用してわかるというモノ。


「それじゃ、お邪魔しま~す」


 小声で言いながら音を立てないようゆっくりドアを開き、エイダが泊まっている部屋への侵入する。

 淡い魔力灯で照らされた室内はシンプルなワンルームだが、床には柔らかい絨毯が敷かれ壁には絵画、衣装を一時的にしまっておけるドレッサーまで完備している。ベッドも皺一つなくメイキングされており、窓際のテーブルに置いてある酒瓶はラベルを見ただけで、高級品だという事が理解できた。

 音は鳴らさず、口笛を吹く真似だけをする。


「室内もかざはな亭とは大違いだ。ま、俺は寝床に金をかけるくらいなら、そのぶん飯と酒につぎ込みたいけどな」


 テーブルの酒瓶を手にとりラベルを確認しながら、アルトは室内を見回した。とてもじゃないが、慎ましやかな生活を強いられる行商人が泊まる宿とは思えない。

 内装は豪勢だが、調べるべき場所はそう多くはない。

 アルトが目をつけたのは、荷物の整理をしていたのか、ベッドの上に置きっぱなしになっている大きなバッグだ。エイダの私物と思われる子供一人位なら、軽々と入る大きなを漁れば何かしら見つかるかもしれない。


「これも仕事の一環って事で勘弁してくれ。何も出なかったら謝ろう、心の中でな」


 手を合わせて言い訳を口にしてから、手早く鞄の調査を開始した。

 ファスナーを開くとまず最初に出てきたのは衣類だ。長旅をするには少なすぎるのではと思ったが、直ぐに疑問は解決する。


「なるほど、下着ってわけか」


 いわゆるショーツという物を手に持って、特に意味無く伸ばしてみる。

 下着の良し悪しはわからないが、良い生地を使っているらしく手触りは悪く無い。


「しかし、派手な外見とは裏腹に、下着は随分と地味なモンが多いな……ハッ!?」


 次の物に手を伸ばそうとした途中で、本来の目的を見失っている事に気が付く。

 色とりどりの下着に思わず気が逸れてしまっていたが、アルトが探すべきはそれではなくエイダが自分達を騙しているという証拠品だ。ただでさせ不法侵入なのに、下着泥棒なんて不名誉な罪状を張り付けられたら、能天気通りの連中に何を言われるかわかったモノじゃない。

 ヒモ、ロリコン、下着泥棒のアルト。


「……嫌すぎる」


 あり得る未来が明確に思い浮かび、アルトは鞄を漁る手を速めた。

 中に詰められているのは綺麗に丸められている下着類ばかりで、こりゃ外れかと諦めかけた頃、指先に布地とは違う感触が触れる。それを指で摘み引き抜くと、露わになったのは手紙が入った封筒だった。


「宛名はエイダ=ウィンチェスター、送り主は……」


 サイモン=ウィンチェスター。

 几帳面な筆跡で刻まれた名にある種の確信を抱きながら、開封した痕跡のある便箋から折り畳まれた手紙を引っ張り出して中身を確認してみた。


『はずれ』


 大きく殴り書きされた文字が目に飛び込んでくると同時に、後頭部に鋭い殺気が走った。


「動かないで」


 低く警告するような声と共に、後頭部に鋭利な先端が触れる。

 その声には聞き覚えがあった。


「飯食いに出ていったんじゃないのか、エイダ=ウィンチェスター」

「あら、意外に落ち着いているのね野良犬さん。もっと慌てふためくかと思った」

「慌ててるさ、不味い場面を見られたってな」


 状況とは裏腹に気軽な会話を交わしながら、アルトはゆっくりと腰の剣に手を伸ばす。


「動かないで、そのまま両手を上げなさい。ハンドタイプのボウガンでも、この距離なら十分に貴方の頭を貫けるわ」

「俺は案外、石頭だぜ?」

「……なら、試してみようかしら」


 本気だと示すよう、後頭部にチクッとした痛みが走る。

 アルトは手紙を持ったまま両手を肩の高さにまで持ち上げた。


「いや、勘弁してくれ。思ってたより痛そうだ」


 エイダは押し付けるボウガンの矢を緩めるが、まだ狙っているらしく殺気は衰えない。


「回りくどい話は好きじゃない、単刀直入に聞くぜ。アンタ、俺を嵌めやがったな?」

「人聞きの悪い言い方をするのね。泥棒に警戒して武器を突きつけるのは、過剰防衛って言われるほどじゃないと思うけど」

「この紙切れがなけりゃ、土下座の一つもしてやったがな」


 腕を上げたまま、右手に持っている『はずれ』と書かれている紙を振る。


「最初に気づくべきだった。ベッドの上に露骨に乗っかった鞄なんて、調べて下さいって言ってるようなモンだ」

「その分、サービスで目の保養が出来たでしょ。大体は新品だけど、一部は私の使用済みも混じってるのよ……今、貴方の左手に持ってるのとか」


 左手に握られているのは、最初に広げた地味な色合いのショーツ。別に盗もうとしたわけではなく、不意を突かれて反射的に握り締めてしまっただけだ。


「アンタの目的はなんだ? 悪いが俺を脅したところで、金目になりそうなモンなんざ出てこないぜ」

「お金なんて必要ないわ。私た……私が欲しいのは、もっと別のモノ」

「そいつはいったいなんだ?」

「答える必要があると思う?」


 触れていた先端が離れるが、まだ照準は向けられているらしく、後頭部の辺りが嫌な気配でチリチリする。迂闊に動けば串刺しだ。


「大人しくしていてくれれば、手荒なマネはしないわ。具体的には二、三日、この部屋にいてくれるだけでいいの」

「俺を監禁するつもりか? その手の趣味はないんだがね」

「軽口は止めて、だんだん不愉快になってきたわ」


 圧倒的不利な状況でありながら、余裕の態度を崩さないアルトに苛立ってきたのか、エイダの口調には余裕が無くなってきている。

 カチカチと指が引き金にかかる音が聞こえる。いつ誤射してもおかしくは無い状況だ。


「ボウガンの手入れはされてるか、弦が異音を出してるぞ?」

「えっ?」

「――ふっ!」


 ブラフに引っ掛かりエイダの意識が逸れ、後頭部を狙う照準が僅かに揺れた瞬間を見計らい、振り向いたアルトが左手でボウガンを払う。


「――なっ!?」


 虚を突かれたエイダが反射的に引き金を引き、放たれた矢がアルトの頬を掠めた。

 ボウガンの矢は頬の皮膚を裂きそのまま、宿の壁に飾られた絵画を貫く。

 アルトはそのまま身体ごとエイダに突っ込み、ボウガンを持つ右手を掴みながら腕で喉元を押さえるよう壁際に押し付けた。

 背中を壁に激しく打ち付けると室内が軽く揺れ、エイダは苦悶の表情を浮かべる。


「くっ!? ……このッ、離しなさいッ!」


 抵抗するがガッチリ抑え込まれている為、力の差を感じてか直ぐに暴れるのを止める。代わりに厳しい視線で此方を睨みつけてきた。

 アルトは喉元を押さえた腕を僅かに緩め。


「さて、話の続きだ。なんで俺を騙そうとした? お前の目的はなんだ?」

「無駄よ、もう無理。話したところで意味をなさないわ」

「開き直って欲しいんじゃない、俺が知りたいのは真実だ。それとも、女だからって手荒な真似をしない紳士だと思われてるのか?」

「貴方は自分が考えているよりお人よしよ、目を見ればわかる。それに……」


 見つめるエイダの瞳が歪に歪む。


「手遅れなのは本当だもの。私は目的を達したし、貴方に私は殺せない。絶対にね」

「なんだと……?」


 妙に自信が籠った口調に、自然とアルトの心はざわつく。

 自分を騙す事自体は、彼女にとって最たる目的ではないのだろうか? だとしたら、エイダ=ウィンチェスターは何の目的でアルトに近づいてきたのか。いったい、自分一人をここにおびき寄せて、何をしたかったのか。

 巡らせた考えた一つに繋がれ、頭の中で閃光が弾けた。


「俺をロザリンから……魔女から引き剥がすのが目的か!?」


 強い口調で問い質した瞬間、部屋の入り口のドアが勢いよく開け放たれた。

 室内に雪崩れ込むよう現れたのは、フード付きの外套で素性を隠した数人の怪しい人間達。彼ら(彼女ら?)は無言のままズカズカと部屋に上がり込むと、問答無用とばかりに腰の刺突剣を抜き放つ。

 どうやら追い詰められたのは、自分の方だったようだ。

 忌々しげに舌を鳴らすアルトだったが、彼より強い驚きの入りを浮かべていたのは、あろうことか真正面で拘束されているエイダだった。


「そんな!? 組織の人間が……どうして私の居場所に!?」

「なに? どういう意味……って、聞いてる暇は無さそうだ、なッ!」


 拘束を解き振り返りながら腰の片手剣を抜刀すると、物言わず刺突を放ってきた刺客の剣を受け止め、弾きながら距離を詰め刃で脇腹を薙ぐ。


「――がッ!?」


 裂けた腹から血を撒き散らし、男は倒れ込むと痙攣しながら間も無く絶命する。

 躊躇の無い攻撃に刺客達は声こそ漏らさなかったモノの、動揺するような気配を浮かべ間合いを詰めようとしていた足をピタッと止めた。

 アルトは刺客達をグルっと見回してから、背後で自分の首を押さえて息を荒げるエイダに問い掛ける。


「つい反撃しちまったが、連中はお前の仲間か? だとしても、謝るつもりはねぇがな」

「いいえ、敵よ。でも残念ね。彼らは貴方を私の仲間と認識しているようよ」

「抱き合って睦み合ってるようにでも見えたってのか? 阿呆らしい」


 そう吐き捨てるモノの、無言を貫く刺客達の意識はアルトに向けられる。

 どうやら敵の敵は味方、というわけにはいかないようだ。

 数は六人。一人は倒して残りは五人だ。達人の集まりというわけでは無いが、暗殺には長けているらしく油断は出来ない。背後に背負うエイダも味方では無いので、連中だけに意識を集中しているわけにもいかないだろう。油断している背中を、ボウガンの矢でグサリというのはあまりに笑えない。

 数秒の沈黙の後、先に動いたのは刺客達だ。


「――ふっ!」


 取り囲む刺客達の刺突を、アルトは刃を円の動きで振るいながら捌く。

 連携技に慣れている刺客達は、五人それぞれの立ち位置から器用に刺突を繰り返す。狭い室内の戦闘に適した刺突剣は攻撃が素早く、また五人のコンビネーションが切れ間の無い連撃を生みだし並の人間なら数秒も立たずして穴だらけにされるだろう。

 だが、ただ素早く、手数が多いだけの剣戟で、アルトの剣技を打ち破る事は出来ない。

 的確に急所を狙う刺突の連続。しかし、どれもアルトに傷を付ける事は叶わず、ほぼ同時に斬り払われる。数の差など物ともしない技巧だ。


「――ッ!?」


 剣戟の結界に阻まれ近寄る事の出来ない刺客達に動揺が広がる。

 ムキになって踏み込んでくれば隙は大きくなり、刺突剣を刃に滑らせるようにして弾き刺客の手首を切断した。


「――ギャッ!?」


 噴き出す鮮血にのけ反りながら、斬られた刺客は堪らず悲鳴を上げた。

 更に手首を捻って振るった刃の軌道を変化させ、直ぐ側にいた刺客の左足を脛から斬り落とす。

 ぶちまけられる濃厚な血の臭いに、怯えの色を浮かべた刺客達の動きが鈍る。

 その瞬間、今まで壁際に蹲っていたエイダが動いた。


「――おい!」


 刺客達の意識がアルトに向いている隙を突いて、絨毯を蹴ったエイダはボウガンを拾い上げ部屋のドアを目掛けて一直線に走り出した。一人が逃亡を阻もうと動きかけるが、それより早くエイダがボウガンの矢を放つ。矢は目標を大きく逸れて窓ガラスを割るが、牽制にはなったようで刺客が怯んでいる間にエイダは部屋から脱出していった。


「んなろ、逃がすかッ!」


 追うべきか戦うべきか、迷いを見せる刺客達の間を強引にすり抜け、アルトは逃げ出したエイダを捕まえる為に部屋を飛び出していった。




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