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最後に残ったのは

作者: すら犬

あー微グロかもwでもギャグだと思う。

ーねえ、私がこうやって存在している意味は何だと思う?ー

少女はそう囁く。

だから僕は聞いた。

何のためなんだと。

そしたら少女は答えた。

ーそれはね、きみを殺すためだよ。ー



そこで目が覚めた。

「っつ・・・なんて夢だよ・・・。」

でも夢でよかった。と、同時に思った。

僕の名前は神薙 燈(かんなぎ ひさ)

ごく普通の学生である。

それにしても夢の少女は一体何だったのだろう。

気になるが、所詮は夢なので気にしても仕方がないと思い、そのまま部屋を出た。


家を出て、いつもの通学路を歩く。

そしたら知らない女性に声をかけられた。

「あのぅ、高山郵便局はどこですか?」

僕は一瞬警戒したが、道を尋ねているのだと分かり、すぐさま答える。

「それでしたらあそこの角を曲がってずっといったところですよ。」

「そうですか、ありがとうございます。では、」

女性はにっこりと微笑みながら言った。

「死んでください。」

と、次の瞬間、女性はナイフを振りかざした。

「なっ・・・!?」

突然の事で訳が分からず、とにかく僕は逃げ出した。

「あら、やっぱり逃げるのね。でも無駄よ。」

女性は平然と追いかけてくる。

こっ、こういう時ってどうすればいいんだ?いざっていうときには考えが全然まとまらない。

そうだ、叫べばいいんだ!人を呼んで助けを呼べば!!

・・・駄目だ。こんなところに人はいない。だから彼女もここで襲って来たんだ。

こんなことなら大通りを歩けばよかったなど思っている内に女性は追いついてきた。

おまけにこっちは行き止まり。

「ふふふ、さあ鬼ごっこは終わりよ。」

「くっ・・・。」

もう駄目だと思ったそのとき。

「もう、勝手に人の獲物をとらないでよね。」

いつの間にか、目の前に少女が立っていた。

そう、今朝夢に出てきたあの少女・・・。

「お前は・・夢の・・・!?」

「ああ、覚えてくれたんだ。嬉しいよ。」

少女が僕にそう微笑むと女性が少し苛立ったように少女に問いかける。

「あなた、誰?私の邪魔をする気なら容赦はしないわ。」

「それはこっちのセリフだよ。燈は私が殺すんだ。君なんかに殺させはしない。」

僕の名前を知っている・・・?一体何者なんだ?

「なにを、決めたわ、あんたを先に殺す!」

そういって女性は少女にナイフを突き刺そうと飛び掛かる。

しかし、少女は平然として言った。

「それが出来ればね。」

                              ブシャァァァァァァァァァ

「!?」

一瞬の出来事だった。少女を斬りかかろうとした女性の手が吹き飛んだのだ。

「なっ・・・なぜ・・・!?」

「知る必要はないよ。だって君はもう死ぬのだから。」

次の瞬間、少女は人差し指で女性の首を突き刺した。

すると、女性の首が勢いよく飛んでしまったのだ。

地面に落ちた首は、目がキョロキョロと動き、そして動かなくなった。

「うっ・・・!」

僕は気持ち悪くなり、その場で吐いてしまった。

「おっと、燈にはちょっと刺激がきつかったかな?」

返り血を大量に浴びた少女はあいかわらずニコニコと微笑んでいる。

「君は一体何者なんだ・・・!?」

「そういえば自己紹介がまだだったね。私は朱里(あかり)大宮 朱里(おおみや あかり)だよ。」

朱里と名乗った少女はそう言ってまたにっこりと微笑んだ。

「・・・君は、僕を殺す気なのか・・・?」

できるだけ冷静に答える。本当のところ、もう泣きそうだ。

「そうだよ。でもまだ殺さない。」

「・・・どういうこと?」

殺さないと聞いて、少し安心する。

「私はね、君をある場所で殺さないといけないんだ。それが私の存在だから。でも、それを邪魔する奴らがいる。今のやつみたいにね。」

そう言って朱里は死体を見る。

「だから先にそいつらを殺す。それまでは君を守ってあげるよ。私が殺す前に死なれたら困るからね。」

「・・・なんで僕を殺さないといけないの?」

僕がそう聞くのをわかってたように朱里は答えた。

「それはもちろん君が好きだから。」

「・・・は?」

理解できなかった。え、なんで好きなのに殺すの?っていうか今さらっと告白された!?

「君が好きだから、というのが主な理由だけど実はもう一つあるんだ。もう一つは君を殺そうと思っている奴が許せない。」

いや、それ君もだから。

そう思ったけど言ったら駄目だと本能で感じとったのでやめておいた。

「・・・ところで、君はなんで僕の名前を知っている?」

そう。それが一番の問題だ。

大宮朱里なんていう人物、いままで会った記憶がない。

忘れてしまっても会っていればアルバムなどに載っているはずだ。

しかし、それはないのでやっぱり会っていないのだ。

「そうだね、君は覚えていないよね。いや、知らないのか。なんせ私と君が初めて出会ったのは生前のことなのだから。」

「・・・は?」

またしても意味がわからない発言。

彼女と話していると頭が痛くなる。

「じゃ、燈を殺そうと考えている馬鹿共を殺しにいこうか。」

うん、それ君だから主に。


そうして朱里は僕を殺そうと考えている人もそうじゃない人もザックザックと殺していき、世界の人口の約半分がいなくなったところで僕は殺されたのでした。めでたしめでたし~。

ってかなんかすごい適当な終わり方だな・・・。

朱里以外の僕を殺そうとしていた人って一体何者だったの?



「さあ、これでやっとずっと一緒だね、美零(みれい)ちゃん・・・!」


                                 ―end-

ちなみに燈は女の子です。作中では眠くなってきたので書く気なくなった。

なので最後の美零ちゃんは燈のこと。

燈は男に昔男に酷い事されたとかで性転換したとかそんなんw

もちろんその男共は朱里にスパスパと殺されましたがw

実は燈を殺そうと考えてた人らってそのひとの家族とか恋人かもねw

そしてその人らもころされる~w


ある場所とはもちろん朱里の部屋w

これお約束ww

燈はここで永久保存w


タイトル;最後に残ったのは

             燈の死体w

世界が滅んでも残ってそうw



最後に、

こんな意味不な小説を読んでくださりありがとうごさいました^^

感想とか評価とか、よければっ!是非っ!!

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― 新着の感想 ―
[良い点] テンポがよくてすらすら読めました。 最初は最後まで読む気なかったけど、気づいたら最後まで読んでました。テンポって大切ですねw   [気になる点] ギャグというのかユーモアというのか……が面…
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