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座標

作者:Metanfetamin
夜の砂漠に雨が降っていた。雨粒は星のように静かに落ちて行き、砂に触れた瞬間古い記憶の影を浮かべながら消えていく。
少年は砂漠に浮かんだ船の甲板に座り、星図を逆さに広げていた。「…..間違ってる  いや、多分、全部嘘だ」  見知らぬ方向を示す北極星、変わったのは星か、世界か、自分か。 
その時耳元で声がした 
「座標刻印(コーディネイト•シジル)を持つもの。時の抜け穴は、3度しか開かれぬ。」振り返った先には、砂に半分埋まった骸骨だけがあった、その眼窩に小さな光の欠片が揺れていた。少年がそれに触れた瞬間ーーー
世界が海に沈むビジョンで塗りつぶされた。     それは200年前のアヴィス大崩壊の記憶だった、ただ一つ、歴史の本には無い”ありえない光景”が混ざっていた。崩壊の中心で、少年自身が立っていた。
第一章 1、沈む街の灯
2025/09/06 00:54
港の底を見る夜
2025/09/06 21:24
裏側の世界
2025/09/07 18:56
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