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(旧)天下一の向日葵  作者: 茶眼の竜
第一章 転生天下人
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四日目 親友の若き虎

情報収集をした次の日。昨日と同じく母さんの手伝いをした。そしてーーー。


「今日もありがとう。もう遊びに行っても大丈夫よ。」

「はーい。いってきます!」

『と、言ったものの遊び相手なんて居ないんだが。』

菊吉(きくよし)ーーー!!」


家を出てすぐの所で、名前を呼ばれた。そちらの方に振り向くと、そこには男の子がいた。髪は黒く瞳は黄色、背は俺より少し小さいぐらいだ。しかし、誰かわからない。


「どうしたんだ?」

「昨日はごめん!遊ぶ約束してたのに、行けなくて。兄貴たちの手伝いで山の方に行ってたんだ。」

『そんな約束してたのか。』


ホッと安堵したところに(ゆき)さんがやってきた。雪さんは昨日の朝に井戸の場所を教えてくれた人だ。


「こんにちは、菊吉。うちの子がごめんね。菊吉と遊ぶって聞かなくて。」

「いえ、大丈夫です!昨日遊ぶ約束してて、会えなかったので。」

「なら若虎(わかとら)のことよろしく頼むわね。」


そう言って雪さんは家へ戻って行った。一方若虎の方はーー。


「ねぇねぇ何して遊ぶ?」

「んー。どーしよっか。」

『まだ行ってない所と言えば森ぐらいだなぁ。遊ぶついでに行ってみるか。』

「今日は森で遊ぼーよ!」

「お、いーぞ!早速行こう!!」


俺は小さくガッツポーズをした後、若虎について行った。

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