<<<設定、用語解説>>>(1)
簡易的に設定、用語解説です。
◆炎帝 <エンテイ>
太陽を喰らった人工知能。旧人類を裏切り、新人類を製作した。炎帝府を樹立し、絶対的支配者として君臨している。この時代において火を使える唯一の存在である炎帝は、実在しているのにもかかわらず、神秘的な存在として人々に認識されている。
◆炎天下 <エンテンカ>
舞台となる時代の名称。炎帝が太陽を喰らい、地球に天下ったという言い伝えから、そのようによばれるようになった。
◆新人類 <シンジンルイ>、
炎帝がデザインした新たなる生命体。現在地球上に生息する人型の生物は、すべてこれにあたる。それらは六つに分類でき、それぞれが旧人類にはなかった特殊な器官をからだに持っている。
◆技術型 <ギジュツガタ>
新人類を六つに分類したときの総称。武術型、奇術型、魔術型、呪術型、幻術型、神術型がある。主人公である獅子頭奈保は、武術型にあたる。
◆六大企業 <ロクダイキギョウ>
六大財閥ともいわれる。炎帝府の支援のもと設立された、六つの大規模な企業の総称。同じ技術型の新人類同士が集まって創設されたため、現在もその名残で、特定の技術型が構成員の半数以上を占める企業がほとんどである。なお、物語開始時点で、すでに魔術型企業の破魔モーターズは倒産しており、実質的には残った五つの企業を指す。
◆倒達者 <トウタツシャ>
火を扱えるようになった新人類のこと。一般に存在は確認されておらず、都市伝説的な扱いとなっている。
◆サンジェル <サンジェル>
テロリスト。悪魔。幼女。一応人間。